通話かけ放題とは?メリット・デメリットや費用を解説

通話かけ放題とは?メリット・デメリットや費用を解説
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2022.09.16

「携帯電話の通話料金は高い」と感じる人や、「通話料金を安価にする方法はないのかな」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

実際に大手携帯電話会社4社の国内通話料金は30秒22円(税込)となっており、5分程度の通話で約200円を超えてしまいます。特に頻繁に通話する人は、通話料金が高額になってしまうことも少なくありません。

そこで、スマホでよく通話をする人におすすめのプランとして、通話かけ放題があります。

今回は通話かけ放題について、どんな種類があり、どんなメリットやデメリットがあるのかを詳しく解説していくので、通話料金が気になっている方はぜひ参考にしてください。

目次

かけ放題のプランにはどんなものがある?

通話かけ放題は、スマホのOS標準の電話アプリで国内通話をかけた場合、オプションサービスで設定された時間内に限り、通話料金が加算されない※サービスです。基本の料金プランに含まれるものと、オプションとして追加するものがあります。

通話かけ放題には、通話時間の長さに制限があるものと、通話時間が無制限のものがあります。通話時間に制限があるかけ放題の多くは5分以内ですが、楽天モバイルのみ15分まで通話料金が別途加算されません※。

携帯電話会社

サービス名

無料になる通話時間(国内通話)

利用料金

NTTドコモ

5分通話無料オプション

5分以内

770円(税込)

かけ放題オプション

かけ放題

1,870円(税込)

au

通話定額ライト2

5分以内

880円(税込)

通話定額2

かけ放題

1,980円(税込)

ソフトバンク

準定額オプション+

5分以内

880円(税込)

定額オプション+

かけ放題

1,980円(税込)

楽天モバイル

15分(標準)通話かけ放題

15分以内

1,100円(税込)

※2022年8月時点。
※(0180)(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)などへの通話については、無料通話の対象外となり、別途料金がかかります。

・スマホの平均通話時間は?
2020年に総務省が行った調査によると、スマホや携帯電話を使った通話の約半数が、1分以内に通話を終えています。多くの携帯電話会社が、かけ放題で無料になる通話時間を5分と設定しているのは、このように短時間の通話が多いためです。

しかし昨今は、平均通話時間が伸びている傾向にあることが上記調査でわかっています。実際に全体の約21%以上が3分を超える通話をしており、平均通話時間は3分15秒と、前年よりも26秒長くなっています。

こういった通話時間が伸びる理由は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため巣ごもり需要が高まり、コールセンターへの通話回数が増加していることが原因のひとつと考えられています。

具体的な例として、問い合わせの電話をしたら、延々待ち続けて通話時間が10分以上かかってしまったという経験をしたことがある方も少なくないでしょう。

大手携帯電話会社4社の国内通話料金は30秒22円(税込)となっており、もし10分間通話をすると通話料金が440円もかかります。5分かけ放題を利用していても、無料になる通話時間を超過すれば、通話料金があっという間に高額になってしまうでしょう。

5分では足りないが、長い通話をたくさんするわけでもないという人には、楽天モバイルの15分(標準)通話かけ放題※がおすすめです。

15分(標準)通話かけ放題についてはこちら
楽天モバイルに乗り換えて、15分(標準)通話かけ放題でおトクに通話をご利用されているお客様の声はこちら

かけ放題のプランを選ぶポイント

通話かけ放題を選ぶには、単純な価格比較だけでなく、普段の通話時間や通話回数などの頻度を把握することが大切です。

まずは、月々の通話の利用状況を確認しましょう。通話の利用状況は、契約している携帯電話会社の会員向けページで確認できます。

楽天モバイルでは、過去60日間分の通話時間や通話料金を「my 楽天モバイル」から確認できます。

まず、「my 楽天モバイル」へアクセスし、ログインします。次に、右上の3本線で表示されるメニューを選択して、「利用状況」をタップします。

利用状況ページに表示される「データ/通話/SMS」のタブから「通話」をタップします。その後、「期間を選択」で∨をタップして、確認したい期間を選択すると、発信した日付や、通話時間、通話料金を確認できます。

毎月の通話料金が1,100円(税込)以上であれば、15分(標準)通話かけ放題※を契約するのがおすすめです。

通話かけ放題は、通話時間や通話回数などの利用状況を確認して、15分(標準)通話かけ放題を利用することで安価になるかしっかりと判断することが大切です。

15分(標準)通話かけ放題についてはこちら

かけ放題プランの種類とは?

通話かけ放題を選ぶポイントとして、以下の2種類のタイプがあります。通話の利用状況に合ったタイプを意識して選ぶと良いでしょう。

1)毎月の料金プランにかけ放題が含まれているタイプ
基本の料金プランに無料通話が含まれており、オプションサービスを追加する必要がないタイプです。

多くの場合、無料になる通話時間は5分となっており、別途オプション加入の手続きをする必要がありません。たまに短い通話を利用する人でも、通話料金を意識しなくて良いのでおトクといえるでしょう。

しかし、基本の料金プランに含まれているため、通話頻度が少ない場合など、不要と感じてもオプションを外して利用料金を安価にすることはできません。

2)通話かけ放題のオプションを追加するタイプ
現在の主流はこちらです。データ通信などが含まれる基本の料金プランと、自分の利用状況にあった通話かけ放題のオプションを追加するタイプです。

お店や病院の予約などの短い通話をする人は5分かけ放題、仕事で通話時間が長くなる方など、長い通話をする人は無制限かけ放題など、通話の利用状況に合わせて柔軟に選べます。

ほかにも、家族割に含まれる番号へかけたときは無料になるオプションや、頻繁に電話をかける上位3つの電話番号に対する通話料金が無料になるオプションなど、さまざまなかけ放題も存在します。

かけ放題プランを利用する際の注意点

通話かけ放題を利用する際は、以下の2つの点に注意しましょう。

1)かけ放題の対象外になる電話番号にかけた場合は通話料金が発生する
携帯電話会社によって対象外になる電話番号の種類は異なりますが、ほとんどのケースで、国際電話やナビダイヤル、衛星携帯などは、無料通話の対象になりません。

楽天モバイルで、15分(標準)通話かけ放題の対象外となるのは以下の電話番号です。

090-302-20~41、43~47、57~63、66~67 を含む右記の番号:衛星携帯(ワイドスター等)
0180 から始まる番号:大量呼受付サービス (テレドーム)
0570 から始まる番号:統一番号サービス (ナビダイヤル等)
0067-1、3~4、6~8 から始まる番号:りーふねっと(67 コール)
188:消費者ホットライン
010:から始まる番号 国際電話

2)時間制限があるかけ放題は、無料になる時間を超えると通話料金が発生する
5分かけ放題などの時間制限がある通話かけ放題は、設定されている通話時間を超えた場合、通常の通話料金が加算されます。

5分かけ放題の場合は、5分までが無料で、それ以降が課金の対象です。そのため、通話時間が5分以上になってしまったというケースが続くと、せっかくかけ放題を契約したにもかかわらず、通話料金が高額になってしまいます。

かけ放題がおすすめなのはこんなタイプの人

自分が通話かけ放題を契約する方が良いのか判断に迷う人は、下記の表を見て通話の利用状況をチェックしてみましょう。

通話かけ放題を
おすすめする使い方

通話かけ放題の
必要がない使い方

電話アプリの通話

よく使う

あまり使わない

SMS

よく使う

あまり使わない

通話時間

5分以上になりがち

1~2分程度

お問い合わせ

電話をすることが多い

メールをすることが多い

普段の連絡

電話が多い

LINEなどのメッセージアプリや、メールが多い

家族同士の通話頻度

多い

少ない、もしくはメッセージアプリやメールが多い

左側が3つ以上になる人は、通話かけ放題に加入するのがおすすめです。かけ放題には、通話料金だけでなくSMSの利用料金も含まれるので、普段からSMSをよく使う人も、かけ放題の利用に適しています。

また、「とりあえず電話で問い合わせてみよう」というタイプの人や、5分~10分程度の通話が中心の人、帰宅の連絡などを電話でする人にも、かけ放題がおすすめです。

楽天モバイルの15分かけ放題がおトク

「通話時間が5分だと足りない」、「でも頻繁に長時間の通話をするわけではないから、無制限のかけ放題は高すぎる」と悩む人におすすめなのが、楽天モバイルの15分(標準)通話かけ放題※です。

1,100円/月(税込)で15分間の国内通話がかけ放題になるだけでなく、国内へのSMSも送信し放題※なので、少し長めの電話をしたり、SMS※を頻繁に送ったりしても安心です。

15分(標準)通話かけ放題についてはこちら
※(0180)(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外となります。対象外番号一覧をご確認ください。
※迷惑SMS防止の観点で標準のメッセージアプリおよびRakuten Link問わず、国際SMSを含むSMSの送信上限を200通/日に設定しております。通数のカウント方法は「日本で国際SMSを利用する場合」をご覧ください。

おトクになるのは、通話だけではありません。楽天モバイルなら、家族割適用時※、データ通信をどれだけ使っても月最大2,880円/月(税込3,168円)とプラン料金の上限が決まっているため、毎月のデータ利用量を気にせず利用できます。
※プログラム適用条件あり

携帯電話料金を抑えながら便利に使いたい方は、ぜひ楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか。

  • 家族割適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。