契約期間縛りなしのWi-Fiは本当におすすめなの？メリット・デメリットや注意点を解説

モバイルWi-Fiは、一定期間継続して利用しなければいけない、いわゆる契約期間の縛りがあるサービスがあります。最低利用期間中に解約すると契約解除料の支払いを求められるケースがあり、トラブルの原因になってしまうことも少なくありません。

しかし、中には最低利用期間や契約期間の縛りがないWi-Fiがあります。

そこで今回は、契約期間縛りなしのWi-Fiと縛りがあるWi-Fiを比較して、どんなメリット・デメリットがあるのか解説していきます。

「縛りなしのWi-Fi」とは、最低利用期間が設定されていないモバイルWi-Fiのことを指します。

モバイルWi-Fiの料金プランは、契約する際に最低利用期間として約1カ月～3年利用することを定めている場合があります。もし最低利用期間中に解約すると、契約解除料の支払いを求められるため、注意が必要です。

契約期間の縛りがある会社は、縛りなしのオプションを設定していることもありますが、長期契約の割引が適用されなかったり、オプション料金が加算されたりするなど、毎月の利用料金が増えてしまいます。

しかし、縛りなしのWi-Fiは、不要になったらいつでも解約できて解約時に契約解除料も発生しません。

最低利用期間を気にせず気軽に使えるので、自宅の光回線が開通するまで一時的にインターネットを利用したい方や、はじめてモバイルWi-Fiを利用したい方におすすめです。

契約期間の縛りを設けることで、一定期間利用するユーザーを確保することが主な目的です。

契約期間の縛りは一定期間継続して利用することを条件に、割引や安価な料金プランが利用できます。しかし、最低利用期間中に解約すると契約解除料の支払いを求められて乗り換えしづらいといったデメリットがあり、問題視されていました。

近年では総務省の「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」に基づいて、契約期間の縛りを設定していない料金プランや、契約解除料を安価に設定する料金プランが増えています。

契約期間に縛りがないWi-Fiは、大きく分けて2種類あります。

• クラウド型Wi-FiやWiMAXの回線を利用したモバイルWi-Fi
• 楽天モバイルのような自社回線を提供している携帯電話会社系のモバイルWi-Fi

クラウド型Wi-Fiとは、SIMカードを挿入することなく、さまざまな携帯電話会社の中で一番つながりやすい回線に接続するモバイルWi-Fiのことです。クラウド型Wi-Fiを提供している会社の多くは、契約期間の縛りを設定していません。

WiMAX系モバイルWi-Fiは、UQ WiMAXや各社WiMAXの代理店が提供しているサービスです。各社で独自の料金プランを設定しており、契約期間に縛りのあるWiMAX系と縛りのないWiMAX系が混在しています。

携帯電話会社系のモバイルWi-Fiは、各社が所有している携帯電話回線をモバイルWi-Fi向けに提供しています。

料金プランはモバイルWi-Fi専用のものを提供している場合と、スマホ向けの料金プランと同じものを提供している場合がありますが、どちらの場合も契約期間の縛りはありません。

・料金プランが異なる
楽天モバイルは料金プランがシンプルなことと、モバイルWi-Fiを使わなくなっても楽天モバイルに対応しているスマホにSIMカードを差し替えればスマホでも利用できることです。

契約期間縛りなしのWi-Fiの多くは、料金プランやオプションが複雑で、たくさんの料金プランの中から選ぶのは難しいものです。また、モバイルWi-Fi専用のデータ通信回線を利用しており、使わなくなった場合は解約する以外の選択肢がありません。

しかし楽天モバイルの料金プランは、シンプルなワンプランで、さまざまな料金プランを比較検討する必要がありません。

モバイルWi-Fiを契約した場合でも、スマホと同じデータ通信回線で接続できるため、楽天モバイルに対応しているスマホにSIMカードを挿入すればスマホ回線として利用できます。

※SIMカードについてはこちら。

・データ通信回線が異なる
携帯電話会社系のモバイルWi-Fiを除く、縛りなしのWi-Fiの多くは、自社回線ではありません。

また、クラウド型Wi-Fiはその時点でもっともつながりやすい回線に自動的につながってしまい、自分が使いたい回線を自由に選択できません。

一方、楽天モバイルはほとんどのエリアで自社回線によるサービスを行っており、安定したデータ通信が利用できます。

・モバイルWi-Fiルーターの扱いが異なる
クラウド型Wi-Fiをはじめとした一部の縛りなしのWi-Fiは、モバイルWi-Fiルーターをレンタルして契約するため、モバイルWi-Fiルーターの種類を自由に指定できないことや、解約時に返却しなければいけないことを見越して利用しなければいけません。

しかし楽天モバイルは、モバイルWi-Fiルーターを購入することができるので、自分の所有物として利用できます。

契約期間縛りなしのWi-Fiは、最低利用期間が設定されていないので、不要になったタイミングでいつでも解約できますが、メリットだけではありません。

縛りなしのWi-Fiのメリットとデメリット、契約時の注意点について見ていきましょう。

縛りなしのWi-Fiは、契約期間の縛りがなく、契約更新月を待たずに好きなタイミングで解約できます。契約解除料も発生しないので、余計な出費がかかりません。

また、一部の会社はモバイルWi-Fiルーターをレンタルしており、契約時に端末の購入代金などの初期費用を抑えられるため、気軽に利用することができます。

縛りなしのクラウド型Wi-Fiを契約する際に、モバイルWi-Fiルーターをレンタルした場合は、解約時に返却しなければいけません。

そのため、モバイルWi-Fiルーターを破損させたり、水没させたりした場合には、修理費用を請求されてしまう可能性があります。

また、モバイルWi-Fiルーターを自分で選べない料金プランが多く、最新のルーターが利用できるとは限りません。さらに高速データ容量の上限が決められた料金プランが多く、思い切りデータを使いたい人には向いていません。

契約した料金プランや代理店によっては、一定期間内に大量のデータ通信を利用すると通信制限がかかったり、定量的な制限がない料金プランでも、混雑する時間帯の通信速度が制限されたりする場合があります。

自分のデータ利用量をよく理解して適した料金プランを選ばなければ、結果的に割高になってしまうケースがあります。

データ容量を使い切って通信制限を受けてしまったり、データ容量を追加で購入することになってしまったりする前に、自分に合った料金プランをしっかりと比較検討したうえで、料金プランを選ぶようにしましょう。

契約期間縛りなしのWi-Fiは、任意のタイミングで解約ができる便利な契約ですが、データ容量やルーターの特徴など、注意するべきポイントがいくつもあります。

自分に適した料金プランなのかじっくり検討してから契約しないと、契約後に「こんなはずではなかった」ということになってしまいます。

そこでおすすめなのが楽天モバイルです。

楽天モバイルの料金プランでは、データ利用量に合わせて料金が自動的に変わるため、たくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめの料金プランです。

家族割引適用※で、3GBまでは880円／月（税込968円）、20GB超過後はどれだけ使っても2,880円／月（税込3,168円）とデータ使い放題なので、データ容量を心配せず快適な通信をご体験いただけます。
※プログラム適用条件あり。詳細はこちらをご確認ください。

ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

• 家族割適用で、0GB〜3GBまで880円／月（税込968円）
• 家族割適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円／月（税込2,068円）
• 家族割適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円／月（税込3,168円） ※1
• Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
• iPhone（iOS 14.4以降対象）をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円（税込22円）。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE（第1世代）をiOS 14.4／14.4.1／14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110／118／119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。