iOSアップデートとは?できない場合やWi-Fiを使わない方法を解説

iOSアップデートとは?できない場合やWi-Fiを使わない方法を解説
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2022.07.21

「iOSのアップデートって、Wi-Fiに接続していなくてもできる?」「iOSのアップデートに必要なデータ容量やiPhoneの空き容量はどれくらい?」と疑問になる方もいるのではないでしょうか。

iOSのアップデートは、iPhoneを安全に使うための重要な機能です。新しい機能の追加や、セキュリティ対策、不具合の修正も含まれるため、できるだけ早くアップデートするのが望ましいです。

そこで今回は、iOSのアップデートの方法や、必要になるデータ容量、iPhoneの空き容量について詳しく解説していきます。

目次

iOSのアップデートとは?常に最新のiOSを適用しよう

iOSのアップデートとは、iPhoneを動かすうえで重要な役割をしているiOSという基本ソフトウェアをアップデートする機能のことを指します。

iOSのアップデートでは、新機能の追加やセキュリティ強化のほか、以前から報告されている不具合の修正も行われます。アップデートをせずに放置すると、新機能が使えないだけでなく、セキュリティ面でも危険となる可能性があります。

アップデートの対象になるiPhoneは多く、iOS15がiPhone 6sまで対象になっていたように、発売から年数が経過している古いiPhoneも対象になることがあります。

そのため、「自分のiPhoneはもう古いから」と思わず、アップデート情報を確認しておいた方が良いでしょう。

iOSのアップデートを確認するには、「設定>一般>ソフトウェア・アップデート」の順にタップして、現在のバージョンや最新のアップデート情報を表示しましょう。

アプリのアップデートとiOSのアップデートの違いとは?

アプリとiOS、どちらも「アップデート」という単語を使うため、混同する人もいるでしょう。

アプリのアップデートとは、iPhoneで利用しているひとつひとつのアプリのバージョンアップを指します。各アプリによってアップデート内容が異なるため、iPhone自体の機能が変わるわけではありません。

一方、iOSのアップデートは、iPhoneを動かしているOS(オペレーションシステム)のバージョンアップのことです。iOSのアップデートでは、iPhoneのセキュリティ対策だけでなく、絵文字の追加、基本機能のアップデートなどが行われたりすることもあります。

iOSのアップデートのタイミングは?手動と自動を自分で選べる

iOSをアップデートするタイミングは、自分の好きなタイミングで行う手動アップデートと、iPhoneが自動的に行う自動アップデートがあります。これらは設定を変更することで、アップデートのタイミングを自分で選べます。

自動アップデートから手動アップデートへの切り替えは、「設定>一般>ソフトウェア・アップデート>自動アップデート」の順にタップします。

ダウンロードは自動で行いたいが、インストールは任意のタイミングにしたい場合は「インストール」だけをオフ、どちらも任意のタイミングにしたい場合は両方をオフにします。

自動アップデートを選んでいる場合、夜間にWi-Fiに接続されたiPhoneが充電中になると、自動でiOSのアップデートが行われます。

自動アップデートは都度アップデートを確認する必要がなく、常に最新のアップデートが適用されます。しかし、条件が揃えば自動的にアップデートされるため、タイミングを選べません。

多くの場合、iPhoneをより良く使うためのアップデートが行われますが、まれに不具合を伴うアップデートがあります。その場合、自動アップデートにしていると、不具合のあるアップデートを適用してしまうことがあります。

そのため、基本的には手動アップデートに設定し、時々アップデートを確認する方がおすすめです。また、手動アップデートはWi-Fiに接続していない状態でもできるため、Wi-Fiに接続できる環境がない場合は、手動アップデートに設定しておくと良いでしょう。

iOSのアップデートの前にしておきたい5つの準備

iOSのアップデート中に予期しない問題が発生してしまうと、データが消失してしまう可能性があるため、iPhoneに保存されているデータを事前に保護しておくなどの準備が必要です。

1)iCloudやパソコンなどにデータのバックアップを取っておく
iOSのアップデートでは、バッテリーが早く消耗してしまう不具合や、利用できるWi-Fiが検出されない不具合など、まれに問題が生じる場合があります。

問題のあるiOSのアップデートを適用してしまった場合でも、iPhoneをリセットしてアップデート前の状態に戻せるように、バックアップを取っておきましょう。

2)iPhoneの空き容量を作っておく
新機能を多数追加するような大規模なアップデートでは4GB~5GB程度、不具合修正などの小規模なアップデートでは200MB~500MB程度の空き容量が必要になります。

アップデートを行う前に写真データを整理したり、不要なアプリを削除したり、空き容量を作っておきましょう。

直近のアップデートに必要な空き容量は、「設定>一般>ソフトウェア・アップデート」の順にタップしていくと表示されます。

3)Wi-Fiに接続しておく
iOSのアップデートをするには、大容量のデータをダウンロードする必要があります。データ容量を多く消費するため、手動アップデートをする場合でもなるべくWi-Fiに接続しておきましょう。

4)充電ケーブルを接続したり、無線充電のスタンドに置いたりして、充電状態にしておく
自動アップデートを利用する場合は、iPhoneが充電状態になっている必要があります。

5)しばらく操作しない時間的余裕を作っておく
アップデートには時間がかかります。大規模なアップデートの場合は約1時間、小規模なアップデートでも30分程度かかる場合が多いので、iPhoneを操作できなくても問題ない時間を作っておきましょう。

iOSをアップデートする手順

iOSのアップデートをするには、「設定>一般>ソフトウェア・アップデート」を確認し、新しいアップデートがあれば「ダウンロードしてインストール」をタップします。

データのダウンロードが終わったら、「今すぐインストール」をタップすると、インストールが始まります。インストールが終わると、自動で再起動を行った後、iOSのアップデートが完了します。

しかし、まれにアップデートが進まない場合や、アップデートができないケースがあります。そのような場合の対処法を見てみましょう。

iOSのアップデートが進まないときや、アップデートができないときの対処法

iOSのアップデートが進まない場合や、アップデートができない要因はさまざまです。ひとつずつ対処していきましょう。

1)iPhoneの空き容量が不足していないか確認する
iPhoneに十分な空き容量がないと、アップデートに必要なデータがダウンロードできません。なんらかの理由で空き容量を作れない場合は、後述するパソコンを使ったアップデート方法を試しましょう。

2)ダウンロードに時間がかかる場合は回線を変えてみる
データ通信速度が遅い場合、データのダウンロードに時間がかかることがあります。その場合、接続しているWi-Fiを切り替えることで改善するケースがあります。

3)エラー画面が表示された場合は一度再起動する
エラー画面が表示された場合は、いったんiPhoneを再起動しましょう。

再起動したら、「設定>一般>iPhoneストレージ」の順にタップし、アプリのリストからアップデート(画像の場合は「iOS 15.4.1」)をタップします。

「アップデートを削除」をタップし、アップデートファイルを削除します。

再度、「設定>一般>ソフトウェア・アップデート」からアップデートファイルをダウンロードし直します。

再びエラー画面が表示された場合は、Apple社のサポートに連絡しましょう。

パソコンからiOSをアップデートする方法

iPhoneの空き容量をどうしても確保できない場合は、パソコンでアップデートを行います。

Windowsの場合
パソコンとiPhoneを接続し、iTunesを起動します。デバイスボタンをクリックし、「概要」をクリックします。接続されているiPhoneの「概要」で「更新プログラムの確認」をクリックすると、最新のiOSを確認できます。

「ダウンロードしてアップデート」をクリックすると、最新のiOSにアップデートできます。

Macの場合
MacとiPhoneを接続し、Finderを起動します。サイドバーに表示されているiPhoneをクリックすると、接続されているiPhoneの「概要」が表示されます。「一般」をクリックして、ソフトウェアの「アップデートを確認」をクリックしてください。

「ダウンロードしてアップデート」をクリックし、画面に表示される案内に沿って操作を進めると、最新のiOSにアップデートできます。

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iOSをアップデートする場合、毎回約200MB~5GBのデータをダウンロードするため、基本的にはWi-Fiに接続して行う必要があります。

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