データ利用が無制限のモバイルWi-Fiを契約するときに気をつけるポイント

データ無制限プランのモバイルWi-Fiと聞くと、データ利用に上限がないように聞こえますが、すでに述べたように、実際はデータ利用量、通信速度や期間などに何らかの制限があるモバイルWi-Fiであることが多いです。

2022年3月現在、多くのモバイルWi-Fiのプランがデータ無制限でなく、なにかしらの制限を設けていることがあります。

なぜデータ制限がかかるモバイルWi-Fiが多いかご存知でしょうか。

以前は完全無制限のモバイルWi-Fiを提供している会社を見かけることが多かったですが、昼休みや夜間といったスマホを使用する人が増える時間帯にアクセスが集中し、速度が安定しなかったり、一部のユーザーが過度に回線を使用したりしたことから、通信速度の低下や通信障害が発生したため、安定したサービスの提供が難しくなり、データ制限を設けるモバイルWi-Fiの提供が増えました。

現在のデータ無制限といわれるモバイルWi-Fiには、一定期間に使えるデータ利用量に制限があるモバイルWi-Fiが多く、一般的に以下のようなプランであることが特徴です。

このタイプのモバイルWi-Fiは、決められたデータ利用量を超えると速度制限がかかり、高速で利用できなくなります。制限がかかるデータ利用量や制限がかかったときの回線速度は、通信会社によって異なるので契約前に確認しましょう。

例えば、1日3GB以上の使用や3日間で10GBの使用などで制限がかかります。

なお、3GBのデータ容量があればYouTubeでHD高画質の動画を4.2時間ほど視聴できるので、動画など大容量のコンテンツを頻繁に利用する人でなければ、データ容量が不足することはないでしょう。

ちなみに、別のタイプでは月間200GBと大容量のモバイルWi-Fiもあり、数日単位の制約もないので、スマホの利用方法によってはデータ無制限に近いモバイルWi-Fiとして利用することができます。ただし、容量が余りすぎるともったいないので、普段の利用量を加味した検討が必要です。

データ無制限プランのモバイルWi-Fiを選ぶときは、「契約期間・利用料金・対応エリア・データ容量の上限」といった要素に注目しましょう。複数のモバイルWi-Fiサービスを比較して、自分の使い方に合ったサービスを選択することが大切です。

契約期間を把握すれば、解約時に高額な違約金が発生することを回避できる場合があるので、しっかり確認をしておきましょう。

最低利用期間が定められているモバイルWi-Fiは、一定期間利用する前に解約手続きを行うと違約金を請求されます。2年ごとに更新月が設けられ、更新月以外の月に解約手続きを行うと違約金を請求される契約もあります。

違約金が高額な場合もあり、一度契約すると乗り換えしにくくなる場合もあるので注意しましょう。

モバイルWi-Fiは、利用できるデータ容量が同じでも会社や利用するプランによって料金が異なる場合があります。

契約のときに必要な事務手数料やWi-Fiルーター本体の機種代金も会社によって違うことがあるので、比較検討するとよいでしょう。

大切なのは、契約時の料金と毎月の支払い額を合算して利用期間中のトータル金額で比較することです。契約時は安く済んでも、例えば2年間の総支払い額で比較すると高額になる場合もあるので注意してください。
契約から数ヶ月は安価な値段設定で段々料金が高くなるプランもあるので、総支払い額の確認は必ず行いましょう。

各携帯電話会社のモバイルWi-Fiが接続する回線によって、利用できるエリアが異なります。
利用できるエリアと生活圏が重なっていると、自宅でも外出先でもモバイルWi-Fiに接続できることがメリットです。

自宅が対象エリアに入っている場合は、光回線などの固定回線を引かずにモバイルWi-Fiで兼用できる場合もあり、固定回線を引かなければその分節約につながります。自宅や職場など、滞在する時間が長い場所が利用できるエリアに入っているか確認しましょう。

データ利用量の上限が決められているモバイルWi-Fiを利用する場合、使い方に合ったデータ容量を利用できるプランを選択しましょう。

注意点は使用できるデータ容量に余裕をもたせることです。長時間の動画視聴などで普段より多くデータ容量を利用したときも、データ容量に余裕があれば高速通信を使い続けられるからです。

3日で10GBなど、短期間でのデータ利用量に上限が設定されている場合、想定する利用方法で上限に達することがないか確認しましょう。

バックアップを目的とした写真のアップロードや頻繁な動画や音声データのダウンロードなど、定期的に大量のデータ通信を利用する予定がある場合は、期間に縛られることなく、データ利用量に上限がないモバイルWi-Fiをおすすめします。

ここまで、一般的なデータ無制限プランのモバイルWi-Fiの注意点や種類について解説しました。もちろんおトクに活用できる場合もありますが、特定の携帯電話会社の回線を利用して期間を気にせずデータ無制限で使えるモバイルWi-Fiも存在します。データ容量に制限のない回線を求めている場合は、このようなデータ制限を気にせず活用できるモバイルWi-Fiを選びましょう。

楽天モバイルの料金プランは、日本全国の通信エリアでデータ高速無制限です。たくさんデータを使用しても月額最大税込3,278円（※1,2）の料金は変わらず、最低利用期間や違約金が設定されていないこともメリットです。
さらに条件を満たすとWi-Fiルーターを安価に購入できるキャンペーンを実施する場合があるので、販売中のルーターを確認してみましょう。

Wi-Fiルーター／周辺機器

楽天モバイルのWi-Fiルーターは、初期費用も月額費用も抑えられるうえ、日本全国の通信エリアでデータ高速無制限でインターネットにつなげられます。通信容量で悩んでいる人は検討してみてください。

• 家族割適用で、0GB〜3GBまで880円／月（税込968円）
• 家族割適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円／月（税込2,068円）
• 家族割適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円／月（税込3,168円） ※1
• Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
• iPhone（iOS 14.4以降対象）をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円（税込22円）。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE（第1世代）をiOS 14.4／14.4.1／14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110／118／119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。