iPhoneに機種変更するときのデータ移行の方法と事前にやるべきこと

iPhoneに機種変更するときのデータ移行の方法と事前にやるべきこと
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2022.03.07

新しくiPhoneへ機種変更するにあたって、古い端末から新しい端末に変更する手間はできるだけ減らしたいものです。スムーズなデータ移行には、アプリの適切な引き継ぎ作業などの事前準備が大切になります。

注意すべきなのは、機種によって移行方法が異なる点です。この記事では、iPhoneからiPhoneに変更する場合、AndroidからiPhoneに変更する場合のそれぞれについて、移行方法と注意点を紹介します。ポイントを押さえて手早くiPhoneを利用しましょう。

目次

【iPhoneからiPhone】機種変更時のデータ移行の方法と注意点

iPhoneからiPhoneに機種変更する場合のデータ移行方法を紹介します。移行時の手順と注意点を確認しつつ作業を行いましょう。

データ移行の方法

iPhone同士の場合は、iPhoneの標準機能である「クイックスタート」機能を使うと、スムーズにデータを移行できます。電話番号やメールアドレスなどの連絡先のほか、写真や音楽データ、アプリも移行可能です(一部のアプリはデータの移行に別途設定が必要になります。後述「iPhoneへの機種変更時にやっておくべきこと」を参照)。

この機能は、iPhoneとiPhoneを近づけるだけでデータの移行が完了します。iCloud上にデータを保存する必要がないので、iCloudのデータ容量に余裕がなくても利用可能です。
移行手順は以下の記事を参考にしてください。

iPhone同士のデータ移行ならバックアップ不要の『クイックスタート』で簡単設定!手順と注意点を解説

データ移行時の注意点

データを移行するときは「OSのバージョン」「ストレージ容量」「Wi-Fi環境」に注意しましょう。

OSのバージョン

クイックスタートが利用できるOSのバージョンは、iOS12.4以降です。古いiPhoneのほうもOSを最新バージョンにアップデートしておきましょう。

ストレージ容量

新しいiPhoneの容量が古いiPhoneより少ないと、データが移行できないことがあります。容量が足りない場合は、古いiPhoneの不要なデータを削除しましょう。

Wi-Fi環境

新旧iPhoneを同じWi-Fiにつなげると、スムーズにデータ移行を行えます。Bluetoothでもデータを移すことができますが、時間がかかったり、途中で通信が途切れたりする場合もあるので、Wi-Fi環境で通信することをおすすめします。

ちなみに、転送中は新旧どちらのiPhoneも使用できないので、1~2時間ほどの時間を確保して作業しましょう。

上記のような無線での方法に加えて、有線でもデータ移行が可能です。その場合、iPhoneに同梱されているLightning-USBケーブルに加えてLightning-USB3カメラアダプタなどが必要になります。

【AndroidからiPhone】機種変更時のデータ移行の方法と注意点

AndroidからiPhoneに機種変更する場合は、Apple社がリリースしている「iOSに移行」アプリを使ってデータを移行できます。注意すべきは、iPhoneでは対応していない「おサイフケータイ®」です。

データ移行の方法

Apple公式アプリ「iOSに移行」を使用した方法

AndroidからiPhoneにデータを移行するには、「iOSに移行」アプリを使用する方法があります。手順は以下のとおりです。

  1. Android端末に「iOSに移行」アプリをインストールする。
  2. iPhone初期設定の「Appとデータ」の項目で「Androidからデータを移行」をタップ。
  3. Android端末で「iOSに移行」アプリを開く。
  4. iPhoneの画面にコードが表示されたら、そのコードをAndroid端末に入力。
  5. Android端末で転送するコンテンツを選択する。
    「iOSに移行」アプリはApple社の公式アプリなので少ない手順でデータを移行できます。

※AndroidからiPhoneへのデータ移行について、詳細は「AndroidからiPhone、iPad、iPod touchに移行する」をご参照ください。

パソコンを使ってデータ移行する

パソコンを使ってデータを移す方法もあります。この場合、Androidのデータをパソコン経由でiPhoneと同期してデータ移行します。

移行する方法はデバイスによって異なり、Windowsの場合はiTunesを、Macの場合はFinder(MacのバージョンによってはiTunes)を使用します。

※参考:iPhoneとコンピュータを同期する

データ移行時の注意点

iPhoneには「おサイフケータイ®」機能が存在しないため、Android端末で「おサイフケータイ®」機能を使用している場合は、iPhoneの「Apple Pay」機能に残高を引き継げるか確認する必要があります。

引き継ぎができない場合は、すでにチャージしている分の残高は機種変更前に使い切りましょう。

電子マネー各社でApple Payへの対応状況が異なるうえ、2021年10月から「nanaco」「WAON」との連携が始まるなど状況が変わってきているので、最新の情報を確認してください。

iPhoneへの機種変更時にやっておくべきこと

新しいiPhoneに機種変更するときはクイックスタートを行う前に、個別のアプリの引き継ぎと、古い端末のバックアップ作業を行うことをおすすめします。正しく引き継ぐことで、スムーズに新しいiPhoneを使用することができます。

機種変更にはなにが必要?スムーズに移行するための手順と注意点とは
iPhoneのバックアップ方法(iCloud、iTunes経由など)をご紹介

事前に各種アプリの引き継ぎを行う

アプリの引き継ぎは新しいiPhoneを快適に使用するうえで重要です。大切なデータを新しいiPhoneに確実に引き継ぐために、慎重な操作を行いましょう。

機種変更時にデータ移行が必要なアプリの種類や移行方法を解説!機種変更前の注意点も紹介

LINE

移行の手順はLINEの公式ページで説明されています。機種変更で電話番号が変わる場合、友だちやグループ、トーク履歴、スタンプなどを復元するために、正しい手順で移行作業を行いましょう。

AndroidからiPhoneに移行する場合、引き継げるものはiPhone同士とは異なるので注意してください。

ゲームアプリ

引き継ぎ方法はゲームによって異なるので、公式サイトやゲーム内Q&Aを参考にしましょう。特に複数のゲームをプレイしている場合は、正しくデータを引き継ぐためにそれぞれのゲームで確認してください。

各ポイントサービスアプリ

各種アプリも、それぞれ引き継ぎ方法を確認しましょう。公式サイトに記載されている方法でアプリを取得、ログインすれば残高やポイントは移行されます。貯めてきたポイントを新しいiPhoneで使用するために、正しい手順で引き継ぎ作業を行いましょう。

バックアップを取ったうえでデータを移行する

新しいiPhoneへのデータ移行は、古い端末のバックアップを取ってから行うようにしましょう。定期的にバックアップを取っていても安心せず、機種変更のときには改めて最新のデータをバックアップするよう心がけてください。また、機種変更直前のデータを保存し忘れないよう気をつけましょう。

iPhoneへ機種変更するときの携帯電話会社の選び方

機種変更のタイミングで、携帯電話会社も再検討してみましょう。毎月のスマホ代を節約できるかもしれません。

料金プラン

毎月の通信料金を左右する料金プランは携帯電話会社によって異なり、データ通信量が同じでも月額料金は会社によって幅があります。どれくらいの通信容量があればiPhoneを利用するのに不自由がないか確認し、自分に合うプランを用意している携帯電話会社を選ぶとよいでしょう。

携帯代、きちんと把握してる?料金プランを見直す場合に押さえておきたいポイント

対応エリア

ご自身の生活エリアに対応している携帯電話会社を確認しましょう。都市部や山間部など、得意とするエリアが携帯電話会社によって異なることがあります。

格安SIMを提供する携帯電話会社は、NTTドコモ・au・ソフトバンクなどが保有する回線を利用しており、使用できるエリアも回線を提供している携帯電話会社に準じます。

通信速度

通信速度が速ければ、動画視聴時など大容量の通信を行う場合に快適にスマホを使用できます。格安SIMは、回線の容量が限られているため、地方都市や回線が混みあっていない時間帯なら快適に利用できるでしょう。

スマホのデータ料金を選ぶ時に知っておきたいデータ容量の目安

楽天モバイルは日本全国の通信エリアでデータ高速無制限なので、回線の混みあう首都圏やオフィスがお昼休みの時間帯でも高速データ通信を無制限(※)に利用可能です。

※データ高速無制限は、公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。海外ローミングエリアは2GB超過後は最大128kbpsで使い放題。

おトクなiPhone購入キャンペーン・プログラム

各携帯電話会社では、iPhoneをおトクに手に入れるための購入キャンペーンやプログラムを用意しています。
具体的には、他社からの乗り換え(MNP)で機種本体代が割引されたり、ポイント還元されたりするキャンペーンや、割賦払いを設定した場合等で受けられるプログラムもあります。

例えば「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」(楽天カードでのお支払いのみ対象)であれば、最新のiPhoneを利用できるうえ、ご利用のiPhoneを返却することで最大で本体代金の半額の支払いが不要になるメリットがあるのでおすすめです。

※機種変更時に製品のご返却と事務手数料3,300円のお支払いが必要です。製品の状態によって故障費用がかかります。詳細を見る

iPhoneの機種変更で大事なことは事前準備

iPhoneへのデータ移行の方法と注意点、事前に必要な準備について紹介しました。スムーズかつ確実に移行するために、iPhoneへデータを移行する手順を必ず確認しましょう。

さらに、使用しているアプリやサービスごとにも事前準備を行うことが大切です。自分に必要な作業をしっかり確認して移行作業を進めましょう。

これからiPhoneを購入する人は、携帯電話会社を楽天モバイルにするとおトクに乗り換えができます。複数のキャンペーンを実施しているので、実質的な費用を抑えてiPhoneに機種変更しましょう。楽天モバイルの最新キャンペーンについての詳しい内容は、こちらをご覧ください。

キャンペーン・特典

ほかにも取り扱いのiPhoneを対象に「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」(楽天カードでのお支払いのみ対象)が実施されています。48回払いで毎月の負担を少なくできるうえ、24回分の支払いが終わるといつでも、使用中のiPhoneの返却手続きを取り新しいiPhoneに機種変更が可能です。返却したiPhoneに残っている最大24回分の支払いは不要になるので、おトクに最新のiPhoneを持つことができます。
※機種変更の可能期間は、25カ月目以降、47カ月目までです。機種変更が可能な製品は、本プログラム対象製品に限ります。※機種変更時、製品のご返却が必要です。製品の状態によって故障費用がかかります。事務手数料3,300円がかかります。

※参考:「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム

  • 家族割適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

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