iPhoneのバッテリー交換の目安は?自分で交換はできるの?|交換方法や費用を解説!

iPhoneのバッテリー交換の目安は?自分で交換はできるの?|交換方法や費用を解説!
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2021.10.29

iPhoneのバッテリー寿命は、どの程度あるのかご存知でしょうか。「1年程度でバッテリーの調子が悪くなる」という人もいれば、「4年ぐらい使い続けている」という人もいるでしょう。

iPhoneに使用されているバッテリーは、フル充電を500回繰り返すと、新品の80%までパフォーマンスが低下します。毎日充電すると、およそ1年半前後でバッテリーが80%まで劣化する計算になります。

バッテリーが劣化し、健康状態が悪くなると、充電できる量が減り、バッテリーの減りが早くなるだけでなく、iPhoneのさまざまな不具合の原因になります。

今回はiPhoneを長く使うために、バッテリー交換の目安や、交換方法について詳しく解説していきます。

目次

iPhoneのバッテリー交換の目安は?

バッテリー交換の目安は、バッテリー寿命となる1年半前後です。バッテリーの持ちが悪くなったり、iPhoneのパフォーマンスが低下してきたと感じたりしたら、バッテリーの状態を確認してみましょう。

iOS11.3以降のiPhoneには、バッテリーの状態を監視して現在の状態を表示し、交換が必要な場合は知らせてくれる機能があります。

バッテリーが劣化するとどんなことが起こるの?

バッテリーが劣化すると、まず、十分に充電ができなくなり、少し使用しただけで充電切れを起こすようになってしまいます。

また、アプリの動作が遅くなったり、途中でアプリが落ちてしまったりするほか、バックライトが暗くなったり、音量が小さくなったり、通話の音質が劣化したりするなど、iPhoneを使用するうえでさまざまな問題が発生します。

さらに、iPhoneに使用されているリチウムイオン電池は、劣化が進むと内部でガスが発生して膨らんでしまいます。画面が浮いてしまったり、本体が湾曲してしまったりと故障の原因になるだけでなく、劣化が進んだリチウムイオン電池は発火や爆発の危険があります。

このようにさまざまな不具合が生じるだけでなく、危険な事故にもつながる恐れがあるため、バッテリー交換のアラートが表示されたら、放置せずに交換しましょう。

iPhoneの設定画面でもバッテリー交換の目安がわかる

充電の減り具合が早くなってきたと感じたら、バッテリーの健康状態を確認してみましょう。

バッテリーの状態は「設定>バッテリー>バッテリーの状態」を順にタップして画面を開くと確認できます。

「最大容量」は新品のバッテリーと比べた充電容量の割合を表しています。

このiPhoneは現在、最新のバッテリーに対して最大容量が92%まで劣化していますが、健康状態はまだ良好なので、交換する必要がないことがわかります。

最大容量が80%になると、バッテリー交換を推奨するアラートが表示されるので、早めに交換しておきましょう。

バッテリーを長持ちさせる使い方は?

「交換は面倒なのでできるだけバッテリーを長持ちさせたい」という人も多いのではないでしょうか。

バッテリーを長持ちさせ、寿命を伸ばすには、リチウムイオン電池の劣化を抑えるために注意したい5つのポイントがあります。

  1. 充電をしながら使用しない
    充電しながら使用すると、充電と放電のサイクルを短時間で繰り返すため、バッテリーの劣化が早くなります。
  2. 充電時はスマホカバーを外す
    リチウムイオン電池は加熱されると劣化が進みます。スマホカバーを外すことで本体からの放熱効率を上げましょう。
  3. 最新のiOSにアップデートをする
    iOSはバッテリー管理に対して最新のアップデートを行い、劣化を抑えるようになっています。iOSは常に最新にしておきましょう。
  4. 極端な高温や低温での使用を避ける
    リチウムイオン電池にとって、常温がもっともパフォーマンスが安定します。逆に極端な高温や低温で使用すると、性能が劣化します。一般的に動作温度範囲は約-20℃~60℃です。
  5. 極端な充電(100%になっても充電し続ける)や放電(0%まで使い切る)を繰り返さない
    過充電や過放電は、バッテリーを著しく悪化させます。

バッテリーはどこで交換できるの?

iPhoneのバッテリーは、Apple Storeか、Apple正規サービスプロバイダ(Appleから正規に修理事業を受託している事業者)に依頼する必要があります。

非正規のスマホ修理業者でも修理や交換を行っていますが、純正品ではない部品を使用すると故障の原因になるだけでなく、メーカー保証から外れてしまうので、必ず正規の修理サービスを利用しましょう。

また、非正規品の交換キットが販売されていますが、バッテリーを交換するにはiPhone本体を分解する必要があるので、決して自分で行わないようにしましょう。故障するリスクが高くなるだけでなく、バッテリーを傷付けて火災などの重大な事故が発生する可能性があります。

ショップ(店頭)へ直接持ち込んで交換してもらう場合

Apple Storeへ直接持ち込むか、「カメラのキタムラ」や「ビックカメラ」など、Apple正規サービスプロバイダ事業者のショップ(店頭)へ持ち込む場合、Appleのサポートページからオンラインで事前に予約をしておくのがおすすめです。

予約をしておかないと、予約したユーザーが優先的に対応されるため、長時間待たされることも少なくありません

パーツの在庫があればすぐに交換してその日のうちに返却してもらえますが、在庫がない場合は後日の引き渡しになります。

配送でバッテリーを交換してもらう場合

Apple StoreやApple正規サービスプロバイダ事業者が近くにない場合は、Appleリペアセンターへ配送してバッテリーを交換してもらい、返却も配送でしてもらう方法があります。

申し込みはAppleのサポートページからオンラインででき、申し込み手続きをするとApple指定の宅配業者が引き取りに来ます。

配送 ⇒ 修理 ⇒ 配送と段階を踏むため、修理期間が持ち込みよりも長く必要になります。通常は5~7営業日ほどで完了します。

バッテリー交換に出す前にしておきたいこと

Appleで修理を受ける場合、バッテリーの交換であっても本体が初期化されてしまうため、事前にバックアップを取っておきましょう。

また、「iPhoneを探す」機能をオフにして、修理の邪魔になるスマホカバーや液晶保護フィルム、SIMカードなど付属品を外します。

可能であれば、バッテリー充電を30%以下にしておきましょう。

バッテリーの交換にかかる費用は?

iPhoneのバッテリー交換は、Apple製品限定保証もしくはAppleCare+の対象であれば0円で交換を受けられます。しかし、保証対象外の場合は5,940円(税込)~8,140円(税込)の費用がかかります。

※AppleCareの詳細や、機種別のバッテリー交換料金については「AppleCare製品」をご参照ください。

AppleCareは年1回程度の頻度で規約が更新され、料金も変更されるため、最新の情報は上記の公式サイトを確認してください。

また、AppleCare+を適用する場合でも、バッテリーの最大容量が80%未満の場合のみ、など条件があるので注意しましょう。

Apple製品限定保証は1年、AppleCare+の保証期間は加入後2年で、保証期間を過ぎていると費用が発生します。

ショップ(店頭)へ持ち込む場合も、配送する場合も、事前に交換費用の見積もりを出してもらえるので、それを確認してから交換を検討してもよいでしょう。

劣化したバッテリーは故障の原因に!劣化したと感じたらすぐに交換を

バッテリーの健康状態はiOSが常に監視しているので、バッテリーの劣化が進んで警告が出たら交換する時期です。警告が出る前でも、バッテリーが劣化したと感じたら交換しましょう。

保証期間内であれば無償で交換してもらえますが、期間を過ぎてしまった場合は、新しいiPhoneの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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