iPhoneを初期化する方法は?どんな時に初期化する必要があるの?

iPhoneを初期化する方法は?どんな時に初期化する必要があるの?
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2021.10.29

iPhoneにはスマホを初期化する機能があることをご存知でしょうか。この機能はiPhoneのデータをすべて消去して、購入時の状態に戻すものです。

普通にiPhoneを使用していると実行する機会が少ない初期化ですが、実は初期化が必要になるケースは決して珍しいことではありません。

今回はiPhoneの初期化が必要になるケースや手順と方法、注意するべきポイントについて解説します。

目次

iPhoneの初期化とは?

「設定>一般>リセット」にある「リセット」の機能は、すべてを初期化する機能だけではありません。状況に応じて必要なリセットができるように、段階別にいくつかの種類があります。

  • すべての設定をリセット
  • すべてのコンテンツと設定を消去
  • ネットワーク設定をリセット
  • キーボードの変換学習をリセット
  • ホーム画面のレイアウトをリセット
  • 位置情報とプライバシーをリセット

今回解説する初期化は「すべてのコンテンツと設定を消去」を指します。この初期化を行うとすべてのデータが消えてしまうため、作業を行う前に必ずバックアップをしておきましょう。

「すべてのコンテンツと設定を消去」を行うと、iPhone内に保存した写真や動画、アプリ、連絡先などのすべてのデータは削除され、ネットワーク設定やプライバシーなどの設定もすべて初期状態にリセットされて、購入時の状態に戻ります。

ネットワーク設定やプライバシーがリセットされるため、Wi-Fiの設定やパスコードロック、アクセシビリティなどの設定も削除されます。また、Apple IDからはログアウトされます。

初期化したiPhoneは、使用する前に購入時と同様にアクティベーション(使用するために必要な最初の設定)を行う必要があります。初期化によってiPhoneは購入時の状態に戻ったためです。

TwitterやInstagramなどのアカウントや投稿内容は初期化されませんが、アプリの設定は消えるので、初期化した端末から再び使用するにはログインが必要になります。また、LINEは初期化するとトークの内容はすべて消えてしまうので、バックアップをとっておくようにしましょう。

※バックアップについて、詳細は「iPhoneのバックアップ方法(iCloud、iTunes経由など)をご紹介」をご参照ください。

iPhoneを初期化する必要があるのはどんな時?

普通に使用している限り、初期化が必要になることは滅多にありません。iPhoneを初期化する必要があるのは、ほとんどの場合、以下の3つのケースです。

  • なんらかの理由で現在のiPhoneを手放す時
  • 使用中のiPhoneに不具合が起き、再起動をしても直らない時
  • iPhoneを紛失したり盗難されたりした時

どの理由で初期化を行うのかによって、必要となる手順や、注意点が異なります。ここではそれぞれのケース別に、初期化の手順や注意点を解説します。

初期化すると完全に消えてしまうデータもあるので、事前にiPhoneのバックアップをするなど、初期化前の準備が必要です。

初期化やバックアップについて、このページやApple公式サイトのヘルプを参照してもよくわからないという場合は、むやみに初期化をせず、Appleサポートに連絡して手順の案内を受けながら行うほうがよいでしょう。

iPhoneを手放す時

新しいiPhoneやAndroidに買い替え、古いiPhoneを人に譲渡・売却をするときには、事前に初期化する必要があります。

iPhoneにはApple IDだけでなく、個人を特定しやすい写真や動画、連絡先や各種パスワード、人によってはクレジットカードの情報も入っているため、個人情報を保護するためにも必ずすべてのデータを消し、購入時の状態にしておきます。

バックアップを取ったら、初期化の手順を進めます。初期化後、再起動して、初期設定の画面が表示されることを確認してください。

Appleの下取りや、楽天モバイルのiPhoneアップグレードプログラムのように、使用していたiPhoneを下取りサービスに出す場合は、事前にApple IDからのログアウトや初期化をすることが義務付けられています。

iPhoneに不具合が起きた時

アプリが繰り返し誤作動を起こしたり、起動しなかったりというような不具合や、画面のタッチパネルが反応しない、カメラが頻繁にシャットダウンするなどの不具合が起きた時、iPhoneを初期化すると改善する場合があります。

初期化すれば必ず改善するというわけではありませんが、多くのケースで初期化によって不具合が解消できます。

バックアップを取ったら、初期化の手順を進めます。その後、再起動してバックアップから復元を行ってください。

不具合が解消されない場合は、iPhone本体の故障の可能性があるため、Appleへ修理に出す必要があります。Appleに修理依頼をする場合は初期化が必要なので、不具合が頻発するときは、まず初期化を試してみるとよいでしょう。

iPhoneの紛失・盗難時

もしもiPhoneを紛失したり盗まれたりしてしまい、「iPhoneを探す」機能を使ってもiPhoneが見つからない場合は、iCloudを利用してiPhoneを初期化してデータを削除できます。

iPhoneがインターネットに接続されている場合は、iCloudにサインインして遠隔で初期化できます。iPhoneがオフラインの場合も、初期化は有効です。次にiPhoneがオンラインになったタイミングで、リモートで消去が始まるように設定されます。

注意するべきポイントとして、AppleCare+ 盗難・紛失プランに加入している場合、補償の申請が承認される前に初期化してしまうと、iPhoneの場所がわからなくなり、補償の対象外とされてしまうことがあります。

そこで、補償申請が承認されるまでは「紛失としてマーク」または「紛失モード」を使用することで、iPhoneをロックして保護し、他人がiPhone内部のデータを覗けないように設定します。

※紛失モードの詳細は「iCloud.comの「iPhoneを探す」で紛失モードを使用する」をご参照ください。

iPhoneを初期化しよう!初期化の手順を紹介

ここでは、iPhoneの初期化に必要な準備と手順を解説していきます。iPhoneの初期化には、3つの手順があります。

  1. パソコンやiCloudにバックアップを作成しておく
  2. 手順に沿って初期化を行う
  3. 初期化されたiPhoneにバックアップからデータを復元する

それではひとつずつの手順について見ていきましょう。

初期化する前にまずやるべきこと

初期化を行うと、以下のデータが削除されます。

  • 連絡先、写真・動画、アプリ、音楽、送受信メール、SMSなどのすべてのデータ
  • Wi-Fi 設定、位置情報の設定、機能制限、パスコードロック、アクセシビリティなど、すべての設定

初期化する前に、まずiPhoneのデータをバックアップしておきます。iCloudにバックアップするほか、パソコンのiTunesを使用してバックアップする方法があります。LINEなどの一部のアプリは、トークのバックアップを個別に行う必要があります。

※バックアップの詳細については「iPhoneのバックアップ方法(iCloud、iTunes経由など)をご紹介」をご参照ください。

また、交通系ICカードやクレジットカード情報などが登録されたApple Payなども、各サービスの手順に従って、機種変更と同様の手順で使用中のiPhoneからデータを退避させます。

※機種変更の詳細については「機種変更時にデータ移行が必要なアプリの種類や移行方法を解説!機種変更前の注意点も紹介」をご参照ください。

iPhoneを初期化する手順

初期化を始める前に、「iPhoneを探す」機能をオフにします。iPhoneの紛失・盗難時に便利な「iPhoneを探す」機能ですが、オンになったまま初期化を行うと「アクティベーションロック」がかかってしまうためです。

不具合を回復するために初期化したい場合は、この段階で初期化作業に移ります。

iPhoneを手放す場合はさらに、iCloud、iTunes Store、App Storeからログアウトします。また、Apple Watchとペアリングしている場合は、ペアリングを解除します。

続いて「設定>一般>リセット>すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。

タップすると、iCloudバックアップをアップデートするか聞かれるので、最新のバックアップになっていない場合は「バックアップしてから消去」をタップします。バックアップ済み、もしくはバックアップが必要ない場合は「今すぐ消去」をタップしてください。

続いて、6桁のパスコードの入力をおこないます。

パスコードを入力すると、下部に「iPhoneを消去」というメニューが表示されます。「iPhoneを消去」をタップすると、再度確認画面が表示されます。

再度確認画面が表示されるので、もう一度「iPhoneを消去」をタップします。

もし、最初に「iPhoneを探す」をオフにし忘れていた場合、iCloudに設定しているApple IDのパスワードを入力し、オフにする必要があります。

また、eSIMを使用している場合、eSIMの情報を削除するなら「すべてを消去」、eSIMの情報は残すなら「モバイル通信プランを残してすべてを消去」をタップします。

iPhoneを手放す時は「すべて消去」、不具合を解消するために初期化する場合は「モバイル通信プランを残してすべてを消去」を選択してください。

Apple IDパスワードの入力が求められます。使用しているApple IDのパスワードを入力してください。

「消去」をタップすると初期化が始まります。初期化が始まると途中で止めることはできません。必ず事前の準備が終わっていることを確認してから実行してください。

初期化が終わったら、データを復元する

初期化が終わり、iPhoneが再起動したら、あらかじめバックアップしておいたデータを復元します。購入時と同様に初期設定の案内が表示されるので、画面の表示に従って操作しましょう。

手放す場合は、再起動したiPhoneが初期設定画面になっていることを確認して、電源を切ります。

※バックアップと復元について、詳細は「iPhoneのバックアップ方法(iCloud、iTunes経由など)をご紹介」をご参照ください。

通常の方法で初期化できないときは、「強制初期化」をしよう

パスコードを忘れたり、電源が入らなくなってしまったりしたときは、通常の初期化ではなく「強制初期化」が必要になります。強制初期化にはパソコンとiTunesが必要です。

強制初期化は、iPhoneの状態によって3通りあります。

1)パスコードを忘れてしまったなどの理由で工場出荷時の設定に戻したい場合

電源が入り、操作はできるが、パスコードを忘れてしまったなどの理由で、iPhoneを工場出荷時の設定に戻したい場合は、まずMacではFinder、WindowsではiTunesを開きます。

続いて初期化したいiPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続し、画面の指示に沿って必要な情報を入力してください。

「iPhoneを探す」機能をオフにして、「[デバイス]を復元」をクリックします。確認画面が表示されたら「復元」をクリックすると、iPhoneからすべてのデータが消去され、最新のiOSがインストールされます。

工場出荷時の状態に戻るとiPhoneが再起動するので、初期設定の案内に従って改めてiPhoneのアクティベーションをします。

2)iPhoneの電源が入らない場合や起動中にフリーズする場合

「リカバリーモード」にして強制初期化します。まずMacならFinder、WindowsならiTunesを開き、iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。接続された状態で、以下の操作を行ってください。

  • iPhone 8 以降の場合

音量を上げるボタンを押してすぐに放し、次に下げるボタンを押してすぐに放します。続いてiPhoneにリカバリーモードの画面が表示されるまで、サイドボタンを長押しします。

  • iPhone 7、iPhone 7 Plusの場合

iPhoneにリカバリーモードの画面が表示されるまで、トップボタンまたはサイドボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しします。

  • iPhone 6s 以前の場合

iPhoneにリカバリーモードの画面が表示されるまで、トップボタンまたはサイドボタンとホームボタンを同時に長押しします。

パソコンの画面上に接続しているiPhoneについて「アップデート」か「復元」の選択をする画面が表示されます。ここで「アップデート」を選択すると、iPhoneのデータを消去することなくiOSの再インストールが始まります。

再インストールが終わったら、再度iPhoneの電源を入れ、状態を確認してください。回復しない場合はiPhone本体の故障の可能性があるため、Appleサポートに問い合わせ、修理サービスを申し込む必要があります。

3)パソコンがない場合

まず「iPhoneを探す」機能をオフにして、ログインしているiCloudアカウントからサインアウトします。そのうえで、リカバリーモードを起動します。
リカバリーモードの起動方法は「2)iPhoneの電源が入らない場合や起動中にフリーズする場合」と同様です。

リカバリーモードが起動したら、画面の指示に沿ってパスコードを削除します。パスコードを削除すると、強制的にiPhone内のデータが初期化され、工場出荷時の状態に戻ります。バックアップしてある場合は、パスコードを削除したあと、データを復元します。

iPhoneを手放す前に初期化を済ませておこう

機種変更などで現在利用しているiPhoneを手放す場合は、前述のとおり、個人情報を保護するためにも事前に初期化をする必要があります。

初期化を行うときは必ず事前にバックアップを取り、万が一の場合はバックアップから復元できる状態を整えてから、手順に沿って初期化をしてください。

どうしてもiPhoneの不具合が直らなかったり、紛失・盗難されたりしたiPhoneが見つからなかった場合、AppleCare+が適用できるか忘れずに確認しましょう。

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