FaceTimeとは?無料でビデオ通話をするための設定方法と使い方

FaceTimeとは?無料でビデオ通話をするための設定方法と使い方
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2021.09.27

iPhoneやiPadなど、Apple社製品で使用できるFaceTime(フェイスタイム)というアプリをご存知でしょうか?「名前は聞いたことがある」「アイコンは知っているが使い方がわからない」という方も少なくないでしょう。

FaceTimeはApple社製品同士をつなぐビデオ通話アプリです。インターネットに接続していれば無料で使用でき、高画質・高音質のビデオ通話が楽しめます。

今回はFaceTimeについて、実際の使用方法やメリット・デメリットについて解説していきます。

目次

FaceTimeとはどういう機能?

FaceTimeはApple社製品の間で使える無料のビデオ通話・音声通話アプリです。iPhoneやiPadだけでなく、MacやiPod touchでも使用可能です。

FaceTimeが楽しめるiPhone・iPad・iPod touchのバージョンは、インターネットへの接続方法で異なります。

  1. Wi-Fiに接続している場合
    iPhone 4 以降、iPad Pro (全モデル)、iPad 2 以降、iPad mini (全モデル)、iPod touch 第 4 世代以降。
  2. モバイルデータ通信に接続している場合
    モバイルデータ通信プランでは、iPhone 4s 以降、iPad Pro (全モデル)、iPad (第 3 世代以降)。

FaceTimeには、使用するにあたって、いくつかのメリットと注意点があります。具体的にそれぞれ内容を見ていきましょう。

FaceTimeのメリット

FaceTimeはインターネット回線を使用して通話するので、通話料金がかかりません。高画質・高音質でビデオ通話や音声通話が楽しめ、電話番号がわからない相手とも通話できるのが特徴です。

また、FaceTimeはiPhoneには標準アプリとして最初からインストールされているため、AppStoreからインストールする必要がありません。手軽にすぐはじめられるのもFaceTimeのメリットと言えるでしょう。

FaceTimeの注意点

FaceTimeはApple社製品同士でだけ利用できる機能です。そのため、WindowsやAndroidのデバイスとは接続できません。

また、FaceTimeはビデオ通話と音声通話が利用できます。ビデオ通話はデータ通信量が多く消費されるため、契約している料金プランによってはデータ通信量の残量に注意しましょう。

楽天モバイルの料金プランなら、家族割適用※で、データ高速無制限エリアでデータをどれだけ使っても2,880円/月(税込3,168円)で使い放題(※1)通話料等別費用)なので、データ通信量を気にせずFaceTimeをご利用いただけます。
※プログラム適用条件あり

※楽天モバイルをiPhoneで利用するにはiOS14.4以降対応のiPhone端末が必要です。
※1 公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。海外ローミングエリアは2GB超過後は最大128kbpsで使い放題。

FaceTimeの使い方

FaceTimeはiOSの標準アプリであるため、最初に起動した時点でインストールされています。以下のようなアイコンか、もしくは「設定」からアプリの設定を行えます。

それでは実際の利用方法について見ていきましょう。

1)FaceTimeをオンにする

FaceTimeアプリを利用するためには、まず初めにアクティベーションが必要です。アクティベーションとは、アプリを有効化することを指します。アクティベーションには、以下の2つの方法があります。

  • アプリから設定する
    FaceTimeアプリをタップして起動し、「続ける」をタップします。「FaceTimeにApple IDを使用」をタップして、Apple IDでサインインします。
  • 設定画面から設定する
    「設定>FaceTime」の順にタップし、FaceTimeのスライドを右にスライドさせて機能をオンにします。続いて、「FaceTimeにApple IDを使用」をタップしてサインインします。

2)FaceTime通話をかける

FaceTimeアプリを起動し、右上の「+」をタップします。

続いて、宛先欄の右側にある「+」をタップして、登録されている連絡先を表示します。

通話をかけたい相手を選び「FaceTime」アイコンまたはFaceTimeの横にあるビデオや通話のアイコンをタップすると、選択した相手にFaceTimeで音声通話またはビデオ通話がかけられます。

FaceTime通話中にほかの通話がかかってきた場合

FaceTimeは通話の割り込み機能に対応しています。もしFaceTimeで通話中にほかの人から通話がかかってきた場合は、3つの対応ができます。

  • 現在の通話を切って新しい着信に出る
  • 現在の通話を保留して新しい着信に出る
  • 新しい着信を拒否する

そのほかのFaceTimeの便利な機能

iPhone X以降のiPhoneやFace IDに対応したiPadでは、FaceTimeを利用するときに、ミー文字と呼ばれるアバターを利用できます。ミー文字は顔認証の機能を利用して、ビデオ通話時にアバターの表情が実際の表情と同じように動くアニメーション機能です。

ビデオ通話で顔を出したくないときにミー文字を利用すれば、素顔と同様に表情豊かな会話ができます。

また、ビデオ通話中に家族や友人の様子を撮影したいときに便利なのが、FaceTime Live Photosです。通話中にシャッターボタンをタップすると、ビデオ通話中の相手の様子を簡単に撮影できます。※

なお、撮影すると、自分と通話相手の両方に写真が撮影されたという通知が届きます。

※FaceTime Live Photos を保存するには、参加者全員が iOS 12.1.4 以降または iPad OS を使っている必要があります。以前のバージョンの iOS では、FaceTime Live Photos の一部の機能を利用できません。FaceTime Live Photos は iOS 11 では使えません。

FaceTimeのトラブル例と対処法

FaceTimeを利用開始時・利用中に、発生しやすいトラブルがいくつか存在します。FaceTimeの利用をはじめたいのに認証が進まない「アクティベートエラー」や、通話をかけたいのにつながらないなど、よくある問題と解決方法をご紹介しましょう。

FaceTimeでアクティベートエラーが発生する

FaceTimeを利用するには、iPhoneやiPadなどでアクティベート(認証)をする必要があります。通常はすぐに終了しますが、まれにアクティベーションに時間がかかったり、エラーが発生したりします。

FaceTimeのアクティベートエラーの場合、以下のいずれかのメッセージが表示されます。

  • アクティベーション中
  • アクティベートできませんでした。
  • アクティベーション中にエラーが起きました。
  • サインインできませんでした。ネットワーク接続を確認して、やり直してください。

このようなメッセージが発生した場合、以下の手順で対処します。

  1. iPhoneやiPad、iPod touchの設定を確認する
    Wi-Fiまたはモバイルデータ通信に接続されていることを確認します。インターネット回線を利用する機能なので、どちらかの方法でオンラインになっていないと利用できません。

    また、タイムゾーンの設定が誤っているとエラーが起きるので「設定>一般>日付と時刻」の順にタップして、現在利用している地域とタイムゾーンがあっていることを確認してください。
  2. FaceTimeをオフにして再起動する
    「設定>FaceTime」の順にタップして、FaceTimeの横にあるスライドを左にスライドさせて機能をオフにします。その後、再起動してからオンにするとアクティベーションが完了することがあります。
  3. どうしても解決しない場合はAppleサポートへ
    FaceTimeのアクティベーションには、最長で24時間かかる場合があります。上記の対処法を試したうえで、24時間経過してもアクティベートエラーが出る場合は、Appleサポートへ連絡してみましょう。

FaceTime通話ができない

FaceTimeの利用には、モバイルデータ通信またはWi-Fiが必要です。まずネットワークに接続できているか確認してください。

また、一部の国と地域ではFaceTimeが利用できないケースがあります。FaceTimeをしたい相手が該当地域にいる場合は使用できません。
※詳しい地域や情報はこちら

それ以外の理由でFaceTimeの通話が受発信できない場合、以下の可能性が考えられます。

  1. FaceTimeを使いたいApple社製品がインターネットに接続できていない
    インターネットとの接続が切れているとFaceTimeは利用できません。モバイルデータ通信もしくはWi-Fiに接続できているか確認してください。また、ネットワークの通信状態が悪いとうまく接続できなかったり、画質・音質が悪化したりします。
  2. モバイル通信の設定でFaceTimeがオンになっていない
    「設定>モバイルデータ通信」の順にタップして、FaceTimeのスライドを右にスライドさせてオンにします。
  3. FaceTimeの設定がオフになっている、設定内容が間違っている
    「設定>FaceTime」の順にタップして、FaceTimeのスライドがオンになっていることを確認してください。

FaceTimeアプリがなくなってしまった場合

FaceTimeアプリが見つからない場合や、誤って削除してしまった場合、以下の方法で復元できます。

  1. 設定でFaceTimeが非表示になっていないか確認する
    「設定>スクリーンタイム>コンテンツとプライバシーの制限」の順でタップし、「コンテンツとプライバシーの制限」をオフにしてください。

    スクリーンタイムを利用する場合は、「許可されたApp」をタップして、カメラとFaceTimeの許可がオンになっていることを確認してください。カメラに対してスクリーンタイムが有効になっている場合、FaceTimeは利用できません。
  2. アプリが削除されていないか確認する
    SpotlightまたはSiriを使ってFaceTimeアプリを検索し、削除していないか確認します。もし削除されている場合は、iPhoneやiPad、iPod touchのデータを一度バックアップしてから、デバイスを復元します。

    ※バックアップと復元についての詳細はこちら

FaceTimeで着信拒否をする

連絡先に登録されていると、誰でも送れるのがFaceTimeのメリットですが、FaceTimeを楽しむ関係ではない相手から通話がかかってくる場合があります。

着信拒否をしたい場合は、電話番号、連絡先、もしくはメールアドレスの横にある「情報ボタン」をタップして、下にスクロールし、「この発信者を着信拒否」をタップします。

無料で高画質・高音質のビデオ通話ができるFaceTimeを楽しもう

FaceTimeはモバイルデータ通信やWi-Fiがあれば、Apple社製品同士誰とでも手軽にビデオ通話が楽しめる便利なアプリです。連絡先アプリと連携しているので、操作方法がわからない人でも、連絡先から電話をかけるようにビデオ通話を利用できます。

しかし、ビデオ通話はとても多くのデータ通信量を使用します。FaceTimeを楽しむのであれば、データ通信をたっぷり使える携帯電話会社を選択すれば安心です。

そこでおすすめなのが、利用状況に合わせて段階的にプラン料金が変わる楽天モバイルです。楽天モバイルならデータ通信量を心配せずに思い切り使えるので、離れて暮らす家族とも、FaceTimeを通して顔を見ながらコミュニケーションがとれます。

また、FaceTimeの通話は通話料金がかからない代わりに、Apple社製品同士でしか利用できませんが、楽天モバイルのRakuten Linkアプリなら国内のガラケーやスマホにも無料通話がかけられます。※4

楽天モバイルの料金プランなら、毎月のデータ利用量でお支払い金額が決まるので、たくさん使う人もあまり使わない人も、すべての人に最適なワンプランです。

  • 家族割適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

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