iPhoneとAndroid™、どっちがいい?それぞれの特長を比較し選ぶときのポイントを紹介

iPhoneとAndroid™、どっちがいい?それぞれの特長を比較し選ぶときのポイントを紹介
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2024.02.02

新しいスマホを購入するタイミングで、iPhoneからAndroid™、あるいはAndroidからiPhoneへ買い替えを検討している方もいるのではないでしょうか。

iPhoneとAndroidは、開発・販売しているメーカーやスマホ製品としての機能だけでなく、搭載されているOS(Operation System)も異なります。そのため、単純な製品カタログだけでは分からない特長や機能の異なるポイントが多数あります。

今回はiPhoneとAndroidの特長と、それぞれのOSの特長や選ぶときのポイントを紹介します。

目次

iPhoneの特長は?

iPhoneの特長は以下のとおりです。

  • 利用しているユーザーの数が多く相談しやすい
  • ほかのApple製品と連動できる

上記の特長を順番に解説します。

利用しているユーザーの数が多く相談しやすい

公正取引委員会が発表している「モバイルOS等に関する実態調査報告書2023年2月」によれば、iOSユーザーの割合は46.6%、Androidは53.4%です(※)。

Androidの方が割合は多いですが、様々なメーカーや機種で利用されているため、操作性が異なる場合があります。一方でiPhoneであれば基本的な使い方は同じになります。

周りにiPhoneを利用しているユーザーが多いため、操作方法を聞きやすい、AirDropを用いたデータの共有がしやすい点は、メリットです。

出典:公正取引委員会「モバイルOS等に関する実態調査報告書2023年2月」

ほかのApple製品と連動できる

iPhoneのOSはiOSですが、同じiOSをインストールしているMacやiPad、Apple Watchなどとの次のような連動機能があります。

機能名

概要

AirDrop

書類や写真、ビデオなどをワイヤレスで送受信できる

AirPlay

iPhoneのコンテンツを共有し、Macの画面で表示する

連係カメラ

iPhoneをMacのWebカメラとして利用できる

連係マークアップ

iPhoneを利用して、Macの書類にスケッチや図形を追加して、リアルタイムに確認可能

データの管理や移行などがすぐに行えるため、スマホやタブレット、パソコンを使い分けている方は、スマホをiPhoneにして、iPadやMacなどを活用すると便利です。

Androidの特長は?

Androidの特長は以下のとおりです。

  • スマホ製品のバリエーションが多い
  • 自由度や操作性が高い

上記の特長を順番に解説します。

スマホ製品のバリエーションが多い

iOSをインストールしているスマホはiPhoneのみですが、Androidをインストールしているスマホは複数のメーカーから販売されているため、次のようにバリエーションが多いです。

  • Xperia(SONY)
  • Galaxy(Samsung)
  • AQUOS(SHARP)
  • OPPO(OPPO)
  • Xiaomi(Xiaomi) など

スマホによって安価なモデルもあれば、カメラやメモリなどのスペックが高いモデルも販売されているので、選択肢が多く、ご自身の予算や目的に応じたものを選びやすいでしょう。

自由度や操作性が高い

AndroidはiPhoneに比べて自由度や操作性が高く、次のようなことが可能です。

  • ホーム画面やロック画面のカスタマイズ
  • 戻る・進むボタンの利用
  • デフォルトのランチャー(ホーム画面の外観や操作をカスタマイズするアプリ)を取り替えられる
  • LED通知機能など

スマホの種類によっては搭載されていない機能もありますが、iPhoneよりもAndroidの方が使いやすいと感じるのではないでしょうか。

iPhoneとAndroidの操作方法や機能の異なるポイント

オペレーションシステムの略称であるOSは、アプリやシステムを動かすための基本的なソフトウェアです。iPhoneにはiOSが、iPhone以外のスマホにはAndroidがインストールされています。

OSが異なることで、操作方法や機能なども異なるため順番に解説します。

①ホーム画面の設定の自由度

iPhoneとAndroidで特にカスタマイズの自由度に異なるポイントを感じるのは、ホーム画面・ロック画面の設定と拡張部分でしょう。

iPhoneはiOS 14以降でホーム画面上に時計やバッテリー残量などを表示するウィジェット機能に対応しましたが、基本的にホーム画面やロック画面のデザインを大きく変更したり、アプリのアイコンを標準と異なるものに変えたりできません。(写真左)

一方Androidは、ホームアプリと呼ばれるホーム画面を管理するアプリを始めとして、ウィジェットやショートカット、ロック画面、アプリのアイコンなど、さまざまな部分をカスタマイズするアプリがあります。複数のアプリを組み合わせることで、オリジナリティの高いカスタマイズが可能です。(写真右)

②iPhoneにはテンキーに「←」・「→」がないが、触覚タッチで代用可能

iPhoneのキーボードには、上図のようにカーソルキー(矢印)がありません。代わりに触覚タッチを使うことで、カーソルを自由に上下左右へ移動できます。

触覚タッチとは、画面を長押ししてアプリのショートカットを起動したり、画面を操作したりする機能のことです。起動方法や利用の仕方はこちらをご確認ください。

触覚タッチではなくカーソルキーを利用したい場合は、カーソルキーのあるキーボードアプリをインストールしてください。

Androidのキーボードはアプリによって配置が異なります。標準キーボード以外にもさまざまなキーボードアプリが配信されているので、お好みの配置や外観、機能を持ったアプリを選択できます。

③アプリのダウンロード制限

iPhone向けのアプリは、Appleの審査を受け、安全性を始めとするガイドラインに沿っていることが確認されたアプリだけがApp Storeで配信できます。

iPhoneはアプリのインストールをApp Store以外から受け付けないようになっています。

Android向けのアプリもiPhone同様に、Googleの審査を受けて、ガイドラインに沿っていることが確認されたアプリだけがGoogle Playで配信できます。
iPhoneとの異なるポイントは、AndroidはGoogle Play以外からでもアプリのインストールができる点です。

APK(Android Package Kit)と呼ばれるアプリのファイルを直接インターネットからダウンロードし、インストールすると、Google Playでは配信していない試作アプリなどを利用できます。
ただし、ウイルスの感染などの可能性があるため、APKを直接インストールする場合はウイルス対策アプリを導入したうえで、慎重に行う必要があります。

④顔認証、指紋認証の精度や条件

iPhoneのFace ID(顔認証機能)やTouch ID(指紋認証機能)は高い精度を持ち、誤認識は数万から数百万分の一であるといわれています。また、Face IDの認識速度も速く、顔をかざすと一瞬でロックが解除されます。

Androidの場合は、そもそもスマホによっては顔認証や指紋認証が搭載されていない場合があります。機能が搭載されていても、精度や速度にはメーカーによってばらつきがあります。

⑤スマホの修理・故障保証

iPhoneには購入者向けの有償保証制度として、「AppleCare+」があります。故障した場合でも、iPhoneのスペシャリストが同日~翌日には修理対応をしてくれるだけでなく、通常は高額になる保証外の修理でも格安で受けることができます。
Androidの場合、製造・販売したメーカーの保証サービスのほか、契約している携帯電話会社の提供する保険などに加入します。保証内容や費用はさまざまなので、購入時にメーカーや携帯電話会社に確認してください。

⑥OSのアップデート

iPhoneの場合、iOSのサポート対象は広く、最新のiOS 17(※2023年12月現在)はiPhone XRやiPhone SE(第2世代)からiPhone 15シリーズまでを対象としています。サポート対象となるのは概ね5~6年で、OSのアップデートは比較的長い間サポートされます。

一方Androidの場合、OSのアップデートはメーカーによってばらつきがあります。

たとえばとして、Googleが販売するスマホ「Google Pixel 4」はGoogleストアでの販売開始日から最低3年間、「Google Pixel 8」と「Google Pixel 8 Pro」は最低7年間、Androidのバージョンアップデートが提供されます。

また、SHARPの「AQUOS R8/R8 pro」は3回のOSバージョンアップと5年のセキュリティアップデートを、Samsungの「Galaxy」は一部モデルでの3世代OSバージョンアップデートをサポートすると発表しました。

Androidのサポート期間も長期化しつつありますが、メーカーやスマホによってOSのアップデート期間や回数に違いがあると覚えておきましょう。

OSのアップデートで異なるポイントがあるのは、OSとスマホの開発元にあります。iPhoneとiOSは、両方ともAppleが製造しています。自社製品で規格が統一されているので、アップデートもスムーズに行えます。

Androidは、OSをGoogleが提供し、スマホをメーカー各社が開発しています。メーカーは自社製品にあわせて独自機能を追加するなどOSを改変しているので、Androidがバージョンアップしても一斉にアップデートはできません。

そのため、AndroidはiPhoneより比較的早い段階でスマホに対するOSのアップデートのサポートが終了します。

iPhoneとAndroidのスマホを選ぶときのポイントとは?

スマホを選ぶときのポイントを順番に解説します。

スマホ初心者やほかのApple製品を持っているならiPhoneがおすすめ

はじめてスマホを購入する人や、スマホに詳しくない人は、iPhoneがおすすめです。「スマホを購入しても、使えるか不安」な人でも、すぐに使い方が分かるデザインになっています。

実はiPhoneには取り扱い説明書は同封されていません。それほどシンプルな構造で、電源を入れればすぐに使え、はじめてiPhoneに触れる人でも直感的に操作が理解できる設計になっています。

さらに、Appleには手厚いユーザーサポートがあり、利用中の疑問や不安も、チャットや電話ですぐに回答をもらえるのも魅力です。

「スマホはなにを買えばいいのか分からない」「使い方が分からなくなったらどうしよう」という人は、iPhoneがおすすめです。

また、Apple製品は、すべてのデバイスに同じApple IDでログインすると、デバイス間で情報を簡単に共有できる「連係機能」があります。

すでにiPod touchやiPadなどのAppleのデバイスを所有している人にも、連係機能が使えるiPhoneがおすすめです。連係機能に関しては、Appleの公式サイトをご確認ください。

こだわりの機能を求めるならAndroid搭載のスマホがおすすめ

Androidを搭載したスマホは、多くのメーカーから性能の異なる製品が発売され、価格にも大きな幅があります。

「スマホでもっとサクサクゲームがしたいのでゲーミングスマホが欲しい」「写真が好きだからカメラ機能が優れているものがいい」など、特徴的な機能にこだわるのであれば、多様性に富んだAndroid搭載のスマホがおすすめです。

高スペックなカメラ機能やIGZOディスプレイが搭載されたAQUOSや、高スペックながら購入しやすい価格帯のOPPO、高機能で人気のGalaxy、スタイリッシュで高精度のカメラを搭載したXperiaなど、Androidは多種多様なスマホがあります。

AndroidにはApple製品のように強力なデバイス間の連係機能はありません。しかし、Googleアカウントを同期すると、以下のデータが異なるデバイス間で同期されます。

  • 連絡先
  • Google カレンダーの予定と設定
  • SMS テキスト メッセージ(MMS は除く)
  • Wi-Fi ネットワークとパスワード
  • 壁紙
  • Gmail の設定
  • Google Playからインストールしたアプリ
  • ディスプレイ設定(明るさ、スリープ)
  • 言語と入力の設定
  • 日付と時刻
  • Google 以外のアプリの設定とデータ(アプリによって異なります)

スマホの買い替えをするなら、携帯電話会社の見直しも検討しよう

前述のとおり、iPhoneとAndroidでは次の表のように特長が異なります。

スマホの種類

特長

iPhone

利用しているユーザーの数が多く、使い方を友達や知人に相談しやすい
ほかのApple製品と連動できる

Android

スマホ製品のバリエーションが多い
自由度や操作性が高い

スマホを買い替える際は、上記の特長からご自身にあったスマホを選びましょう。

また、スマホを買い替えるタイミングは、携帯電話会社の見直しのタイミングでもあります。

新しいスマホを購入するのにあわせて、現在の契約を見直し、携帯電話会社の乗り換えも同時に検討してみることもおすすめです。

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※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

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