iPhoneの充電ができない時の原因と対処法とは?電池の持ちが悪い時のチェックポイントも合わせて紹介

iPhoneの充電ができない時の原因と対処法とは?電池の持ちが悪い時のチェックポイントも合わせて紹介
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2022.11.29

iPhoneを充電器に挿していたのに「充電されていなかった」、「100%になっているのにすぐにバッテリーが切れた」という状態でお困りの方も多いのではないでしょうか。

iPhoneがうまく充電されない原因は、ケーブルや充電器の故障、ソフトウェアの不具合、バッテリーの経年劣化など、さまざまな問題が考えられます。

そこで今回は、iPhoneが充電できない場合の原因と対処法を詳しく解説していきます。

目次

iPhoneの充電ができない時の原因と対処法

iPhoneが充電できない場合、原因は大きく分けて「充電器」と「iPhone本体」の2つです。どちらか一方に問題があるのか、両方に問題があるのか、原因をつきとめて適切に対処するためには、いくつかの手順があります。

以下の1から3を実行し、ひとつずつ症状を切り分けてどこに原因があるのか確認していきましょう。

  1. 充電器または充電ケーブルを接続している電源(コンセントやUSBコネクタ、モバイルバッテリー)を変える
  2. 別の充電器または充電ケーブルを使用して充電できるか確認する
  3. 別のiPhoneに使用中の充電器または充電ケーブルを接続して、充電できるか確認する

1で解決した場合は、接続していた電源側に問題があると考えて良いでしょう。

2で解決した場合は、充電器または充電ケーブルに問題が生じています。「充電器に原因がある場合」へ進んで原因を確認し、対処法を実行してください。

3で解決した場合、iPhoneになんらかの問題が生じています。「スマホに原因がある場合」へ進み、原因と対処法を確認してみましょう。

1~3を行って解決しない場合、充電器とiPhone双方に問題が発生しています。両方の原因と対処法を確認し、実行してください。

充電器に原因がある場合

充電器に原因がある場合、どこに問題があるのかを確認して、問題箇所を交換する必要があります。

  1. 電源アダプタの問題
    電源アダプタは、製品に付属している純正アダプタでも、iPhone8以前とX以降では種類が異なります。iPhone8以前の電源アダプタは高速充電には対応していないので、なかなか充電が進まないと感じる場合があります。

    また、電源アダプタ自体が故障していると、充電が正常に行なえません。焦げ臭さや変色、汚れ、変形などがないか確認してください。臭いや熱など感じたら、すぐに充電器から外しましょう。
  2. 充電ケーブルの問題(ケーブルの劣化、USBタブの接触不良など)
    USBの接続端子が汚れていると、充電やデータ転送に不具合が生じます。端子が汚れている場合は、柔らかい布できれいに拭き取ると動作が回復することがあります。

    ケーブルは特に端子付近が断線しやすいので、取り扱いには注意が必要です。断線の兆候としてケーブルに歪みが生じたり、あるいは断線して中のケーブルが見えている場合は、すみやかに新しいケーブルと交換してください。

    充電ケーブルは、純正品や公式認定(MFi認証)製品以外のケーブルを使用すると、充電できない場合があるだけでなく、正しく充電できず、故障や火災の原因となることがあります。
  3. ワイヤレス充電器の問題
    故障ではなく、装着しているケースとワイヤレス充電器の相性が悪い場合があります。一度ケースをはずし、再度充電を試してください。また、充電できる範囲にiPhoneがうまく接触していない可能性があります。何度か置き直して確認してください。

    ワイヤレス充電器のケーブルがしっかりと挿入されているか、電源に接続しているかなど、電源周りの確認もしておきましょう。接続する電源(コンセント、USBコネクタ、モバイルバッテリーなど)を差し替えたり、ケーブルを交換することで解決することがあります。
  4. モバイルバッテリーの問題
    故障ではなく、アンペア不足の可能性があります。複数のスマホを同時に充電できるモバイルバッテリーでも、出力できるアンペアには上限があります。

充電器に原因がある場合の対処法

機器が故障している場合は、新しいものを購入する必要があります。その際の注意点として、以下の3点が挙げられます。

  • Apple純正品もしくは公式認定(MFi認証)製品を選ぶ
  • 使用しているiPhoneで動作確認済みの製品を使う
  • ケーブルの断線を修理して使用しない

公式認定製品でも、iPhoneのバージョンによっては高速充電対応・非対応などで、使用に適していないことがあります。パッケージに記載されている動作確認の一覧を必ず確認してから購入してください。

スマホに原因がある場合

iPhone本体に充電できない原因がある場合、問題がソフトウェアとハードウェアのどちらにあるのか調べる必要があります。

  1. ソフトウェアの問題
    iPhoneの動作に不具合が生じている場合は、一度再起動することでリセットされることがあります。

    また、iOSのアップデートをおこなうと不具合の修正が行われている事があります。長期間アップデートしていない場合はiOSのアップデートで解消することがあります。
  2. 充電のコネクタ端子の不良やバッテリー不良
    端子付近が汚れていると充電がうまくできないことがあります。また、端子は故障しやすい部分なので、ケーブルを差し込んだ時にぐらぐらしていないかなど確認してください。

    新品なのに充電できないという場合は、バッテリーの初期不良の可能性があります。

スマホに物理的な原因がある場合の対処法

物理的な故障の場合、選択肢は「修理に出す」または「買い換える」の2つになります。

購入から1年以内でAppleCare+に加入している場合は、費用面でも修理の方がおすすめです。使用期間が長く、AppleCare+に非加入または保証期間が終わっている場合は、買い替えも検討しましょう。

修理費用に関しては、AppleCare+加入時とAppleCare+非加入時で異なります。
詳しくはAppleの公式サイトをご参照ください。

故障修理を依頼する場合は、Appleの正規店(サービスプロバイダ)を選ぶようにしましょう。街の修理ショップに出す時は、非正規店で修理をすると保証対象から外れてしまうので、以後の保証を受けられなくなります。
ただし、条件が変わる可能性があるので都度新しい情報を取得しておく必要があります。

iPhoneのバッテリーの持ちが悪いと感じる場合

iPhoneを十分充電し、バッテリーのアイコンも100%になっているのに、すぐにバッテリーが減ってしまう場合、バッテリーの劣化が考えられます。

バッテリーのパフォーマンスが低下すると、iPhoneのパフォーマンスも低下してしまうため、バッテリーの状態が悪い場合は交換する必要があります。

バッテリーは経年劣化によって徐々に容量が減っていくもの

iPhoneはリチウムイオンバッテリーを使用しています。高速充電に対応し、軽量で高い出力が可能なので、以前よりもバッテリー重量が軽くなり、長時間使用できるようになっています。

このリチウムイオンバッテリーは、バッテリー容量の100%に相当する電力を使い切ると1回の充電サイクルを完了します。このサイクルを繰り返すごとに少しずつバッテリーが消耗し、充電できる容量が減っていきます。

減少するバッテリー容量は製品によって異なりますが、Appleのリチウムイオンバッテリーは本来の80%のバッテリー容量を保つように設計されています。

バッテリーに関する詳しい解説はこちらをご参照ください。

自分のスマホのバッテリー容量をチェックしよう

いま使用しているiPhoneのバッテリー容量をチェックして、劣化が進んでいないか確認しましょう。

  1. 「設定>バッテリー」をタップする
  2. 「バッテリーの状態」をタップする
  3. 「バッテリーの状態」画面で、最大容量やパフォーマンスの設定を確認する

 

また、バッテリー充電の最適化を選ぶと、使用状況などを学習し、バッテリーの劣化を抑制する方法で充電されます。

最大容量が80%以下になっている場合は、バッテリー交換の必要があります。バッテリー交換については、Appleの「iPhoneのバッテリーサービス」のページを参照してください。

過去にバッテリー交換をしていて、iPhoneが古くなったと感じる場合は、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

充電ができない時は、まずは自分でチェックするところから始めよう

iPhoneが充電できないと困ってしまいますが、すぐに専門店に持っていかなくても、自分で原因を見つけられるケースがあります。まずはご紹介したチェックポイントを確認し、対処法を試してみてください。

AppleCare+が使用できない場合、修理費用が高額になってしまうことも少なくありません。iPhoneに問題がある場合は、修理にかかる費用と買い替え費用を比較して、検討するのがおすすめです。

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