iPhone同士のデータ移行ならバックアップ不要の『クイックスタート』で簡単設定!手順と注意点を解説

iPhone同士のデータ移行ならバックアップ不要の『クイックスタート』で簡単設定!手順と注意点を解説
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2021.05.19

新しいiPhoneに買い替えてデータ移行をしたいけれど、iCloudは写真を大量に保存しているのでバックアップを取る余裕がない、パソコンを持っていないのでiTunesでバックアップができない、という人は多いのではないでしょうか。

iPhoneにはiPhone同士でのみ使用できる「クイックスタート」というデータ移行機能があります。クイックスタートを使用すれば、iCloudにバックアップデータがなくても、古いiPhoneから新しいiPhoneにデータ移行ができます。

今回はこのクイックスタートについての手順と注意点について解説していきます。

目次

iPhone同士で使えるデータ移行機能『クイックスタート』とは?

クイックスタートとは、iPhone同士をかざして使えるデータ移行機能のことで、iOS12.4以降のiPhoneで使用できます。

クイックスタートをする前に確認しておきたいこと

クイックスタートを使用してiPhoneのデータを移行するには、以下の条件を満たす必要があります。

  1. 新しいiPhoneのデータ容量が、以前使用していたiPhoneと同等かそれ以上になっている
    データ容量が足りないと、古いiPhoneからのデータが転送しきれないためクイックスタートを利用できません。
  2. どちらのiPhoneもiOSのバージョンが12.4以降になっている
    クイックスタートはiOS12.4以降で利用できる機能なので、古いiPhoneもiOSのバージョンを最新にしておく必要があります。
  3. Bluetooth、Wi-Fi接続の設定をONにしていること(Wi-Fiは推奨)
    クイックスタートはBluetoothを使用して、新旧のiPhone同士を接続し、ネットワーク設定などのデータを転送したあと、Wi-Fiを利用した「デバイス間の移行機能」で古いiPhoneから新しいiPhoneに直接データを転送します。

    利用しているWi-Fiが不安定、または低速であったり、セキュリティの低い無料のオープンWi-FiやWi-Fiがない場合は、Lightningケーブルを使って有線で接続することで代用もできます。
  4. 古いiPhoneに登録されている電子マネーを削除する
    電子マネーの移行には別途、古いiPhoneに登録されている電子マネーをあらかじめ削除する手続きが必要です。削除する前にクイックスタートでデータ移行をしてしまうと、電子マネーのデータに不具合が生じ、復旧するために別途申請が必要になるケースがあります。
  5. クイックスタートを利用中は、どちらのiPhoneも使用できない
    クイックスタートの使用中は、新旧どちらのiPhoneも使用できない状態になります。転送が完了するまでの数分から10数分程度、iPhoneが使用できなくても問題ない状況で行ってください。

以上の準備ができたら、クイックスタートを開始できます。クイックスタートを始める前に、メリット・デメリットを確認していきましょう。

クイックスタートのメリット・デメリットを紹介

クイックスタートは、iCloudやiTunesを利用したバックアップデータからのデータ移行よりも手軽で簡単というメリットがありますが、一方で古いiPhoneが故障していると使えないなどのデメリットもあります。具体的に見ていきましょう。

クイックスタートのメリットについて

クイックスタートは機種変更のための引き継ぎを終えていれば、iPhone同士を近づけるだけでデータ移行が可能です。iCloudなどを利用したバックアップや復元と比較すると、手順も少なく、仕組みがとても簡単です。

事前にiCloudやiTunesを利用してバックアップを作成しておく必要もありません。

クイックスタートのデメリットについて

BluetoothはWi-Fiやモバイル通信と比較するとデータ転送速度が遅いため、クイックスタートによるデータ移行に時間がかかる場合があります。

特に画像や動画などのデータ容量が大きいファイルが多い場合は、長い時間が必要となるので、ご注意ください。

また、クイックスタートを利用するには、新旧のiPhoneがどちらも正常に動作している必要があります。古いiPhoneが故障している場合、クイックスタートは利用できないためご注意ください。

なお、クイックスタートの途中で古いiPhoneのカメラを使用します。

もし古いiPhoneのカメラが使えない場合は、「手動で認証」をタップし、画面に表示される案内に沿ってクイックスタートを進めてください。

また、メリットのご紹介でもあったとおりクイックスタートを利用してデータ移行をすると、バックアップを作成しません。そのため万一新旧どちらのiPhoneも故障してしまった場合は、データが取り出せなくなる可能性があるので、ご注意ください。

クイックスタートの手順

それでは、実際にクイックスタートを使ってデータ移行を進めていきましょう。

1)新しいiPhoneの電源を入れる

まずは新しいiPhoneの電源を入れて、言語設定をします。「クイックスタート」の画面が表示されたのを確認したら、一旦そこで操作を止めます。

続いて、古いiPhoneを画面ロック解除し、Bluetoothをオンにします。そのあとに2台のiPhoneを近くに置きます。

2) 古いiPhoneにクイックスタート画面が出たら、「続ける」をタップ

古いiPhoneの画面に「新しいiPhoneを設定」というクイックスタートのメニューが表示されます。メニュー下部の「続ける」をタップして、クイックスタートを開始します。「続ける」のオプションが出ない場合は、Bluetooth がオンになっているか確認してください。

「続ける」をタップしてクイックスタートが始まると、新しいiPhoneの画面に「ほかのiPhoneを待機中」というメッセージと、青くもやもやとアニメーションする円形の模様が表示されます。

同時に古いiPhoneの画面に「新しいiPhoneをカメラに向けてください」というメッセージと、点線で描かれた円形のマークが表示されます。

古いiPhoneのカメラを新しいiPhoneの画面に向け、古いiPhoneに表示されている円の中に、新しいiPhoneに表示されている青い円形の模様がちょうど収まるように位置を調整してください。

3) 「新しい [デバイス] の設定を完了」というメッセージが表示

しばらくすると古いiPhoneの画面に「新しいiPhoneの設定を完了」というメッセージが表示されます。続いて、新しいiPhoneの画面に「ほかのiPhoneのパスコードを入力」というメッセージが表示されます。古いiPhoneのパスコードを入力すると、Face IDなどの設定に進みます。

もし故障などで古いiPhoneのカメラが使用できない場合は、「手動で認証」をタップして移行作業を続けます。また、カメラが使用できても画像がうまく認識できない場合は、画面の明るさを上げることで改善されることがあります。

4) Face IDやTouch ID、Apple Payなどの設定を行う

Face ID、Touch ID、Apple Pay、Apple Watchなどの設定が完了すると、データ転送が開始します。転送中はどちらのiPhoneも使用できないので注意してください。

データ転送が終了すると、自動的に新しいiPhoneが再起動し、App Storeから古いiPhoneにインストールされていたアプリと同じものをインストールします。

5) デバイス間でデータ転送、もしくはiCloudバックアップから復元

最後にクイックスタートでは移行できないデータを、デバイス間で転送するか、最新のiCloudバックアップから復元するか、という選択肢が表示されます。この時「その他のオプション」を選択して、iTunesを使ったバックアップから復元することも可能です。

アプリ、データ、設定情報のほか、バックアップからの復元を選んだ場合は、位置情報、プライバシー、Apple Pay、Siriに関する一部の設定情報を転送するか選択できます。

また、所有するApple Watchを新しいiPhoneに設定する場合、Apple Watchのデータや設定の転送を行うか確認する画面が表示されます。

iCloudを使ったデータ復元について

iCloudに充分な空き容量がある時に、iCloudバックアップの機能をオンにしていると、Wi-Fiに接続された際に自動的にiPhoneの最新のバックアップを保存します。

このバックアップを使うことで、クイックスタートができなかった場合でも古いiPhoneの環境を新しいiPhoneに移行することができます。

iCloudバックアップからのデータ復元は、以下の手順で行います。

  1. 「設定>Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」をタップし、Apple IDでサインインします。

  2. 続いて「バックアップを選択」をタップし、iCloudに保存されている使用可能なバックアップのリストから、使用したいバックアップを選択します。

  3. 自動的にiCloudからバックアップがダウンロードされ、iPhoneにデータが復元されます。

データ移行は機種変更などの際に行う一時的なものですが、iCloudを使ったバックアップは、故障や紛失、盗難などで現在のiPhoneが使用できなくなった場合でも、大切なデータを保存して新しいiPhoneにすぐに復元できる、保険のような役割も持っています。

機種変更時だけでなく、万一に備えて日頃からバックアップを取っておくのがおすすめです。

AndroidからiPhoneへのデータ移行の方法

iPhone同士ではクイックスタートで簡単にデータ移行ができますが、AndroidからiPhoneに機種変更する場合にはクイックスタートは利用できません。

AndroidのスマートフォンからiPhoneへデータ移行をする方法はいくつかありますが、Appleが提供している「iOSに移行」アプリを使ったデータ移行がおすすめです。

Androidに「iOSに移行」をインストールし、アプリに表示される手順に従って操作することで、Wi-Fiを経由して写真やメッセージ、連絡先などのデータをiPhoneに転送し、簡単にデータ移行が行なえます。

「iOSに移行」の使用方法はAppleの公式サイトを参照してください。

クイックスタートを使って新しいiPhoneでインターネットを楽しもう

クイックスタートを使用すれば、iCloudにバックアップデータがなくても、古いiPhoneから新しいiPhoneにデータ移行ができとても便利です。

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※当ページの内容は2021年5月6日時点の情報です。掲載されている情報は予告なく変更となる場合がございます。

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