機種変更時にデータ移行が必要なアプリの種類や移行方法を解説!機種変更前の注意点も紹介
機種変更の際には、アプリのデータ移行をはじめ、スマホ内の動画や写真、連絡先などのデータ移行が必要となります。
そこで今回は、機種変更の際のデータ移行の方法・注意点を解説します。
スマホ内の電話帳や写真、動画データの移行方法と注意点
データ移行の作業は、機種変更をする前のスマホでバックアップを取り、新しいスマホでデータを復元することで完了します。その際に、どこまでデータ移行ができるのかはOS(オーエス)やスマホによって変わります。
それではデータ移行の方法、注意点を確認していきましょう。
電話帳、写真・動画のバックアップやデータ移行の方法
電話帳、写真・動画ファイルなどのデータ移行には、Androidであれば「Googleドライブ」、iPhoneであれば「データ転送」や「iCloud」が利用できます。それぞれの手順を紹介します。
※写真・動画のバックアップは大量のデータ通信が発生するため、Wi-Fi接続またはデータ使い放題などの料金プランでの作業をおすすめします。
Androidのデータ移行の手順
Androidでは、Googleドライブへのバックアップでデータ移行が可能です。
- データをバックアップしたいスマホで「設定」⇒「システム」⇒「バックアップ」と進み、「今すぐバックアップ」を実行。
- 新しいスマホで同じGoogleアカウントにログインすれば、データ復元される。
iPhoneのデータ移行の手順
iOS 12.4以降であれば、バックアップなしで直接データ転送「クイックスタート」が可能です。
▪iOS 12.4以降の手順
- 移行したいデータが入った古いiPhoneを、Bluetoothをオン(「設定」⇒「Bluetooth」⇒「オンにする」)にした状態で、データを移行したい新しいiPhoneの横に置く。
- 新しいiPhoneを初回起動したときの初期設定の中の「データ移行」において、「iPhoneからの転送」を選択し、画面の指示に従い、手続きを進める。
▪iOS 12.4より前の手順
iOS 12.4より前の場合は、iCloudへのバックアップが利用できます(パソコンを使うバックアップ方法もあります。詳細はApple公式ページでご参照ください)。
- 移行したいデータが入った古いiPhoneで「設定」⇒「ユーザ名」⇒「iCloud」と進み、「今すぐバックアップ」を実行。
- データを移行したい新しいiPhoneを初回起動時の初期設定の中で「iCloudからのダウンロード」を選択し、画面の指示に従い、手続きを進める。
AndroidからiPhoneなどOSをまたいで移行する場合
AndroidからiPhoneへのデータ移行では、Apple Inc.の公式アプリ「iOS に移行」が利用できます。また、iPhoneからAndroidへのデータ移行は、Googleサービスへのバックアップが利用できます。
それぞれの手順を紹介します。
AndroidからiPhoneへデータ移行する手順
- iPhoneの初期設定の「App とデータ」の項目で「Android からデータを移行」をタップ
- Android端末で「iOS に移行」アプリを開き、「続ける」をタップ。
- 利用規約を読み、「同意する」をタップ。
- iPhoneの画面でコードが表示される。Android端末でコードを入力
- Android 端末で転送するコンテンツを選択し、「次へ」をタップ。
- iPhoneへのデータ転送が完了したら、Android 端末で「完了」をタップ
iPhoneからAndroidへデータ移行する手順
▪連絡先・カレンダーなどのデータ移行
iPhoneをGoogleアカウントに連携すれば、Androidにデータ移行できます。iPhoneで以下の設定を行います。
- 「設定」⇒「メール」に進む。
- 「アカウント」⇒「アカウントを追加」⇒「Google」と進み、Googleアカウントにログイン。
- 「メール」「カレンダー」など同期する項目をすべてオンにする。
※機種変更先のAndroidで同じGoogleアカウントにログインすると、「メール」「カレンダー」が引き継がれます。
▪写真・動画のデータ移行
iPhoneの写真・動画をGoogle フォトアプリに同期しておけば、Androidにデータ移行できます。iPhoneで以下の設定を行います。
- App StoreからGoogle フォトアプリをインストールして開く。
- Google アカウントにログイン。
- 右上にあるアカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップ。
- 「フォト設定」⇒「バックアップと同期」を選択。
- 「バックアップと同期」をタップしてオンにする。
※機種変更先のAndroidで同じGoogleアカウントにログインすると、写真や動画が引き継がれます。
機種変更でやっておくべきこととアプリのデータ移行方法
機種変更でスマホを変える場合、新しいスマホにアプリのデータを移行する必要があります。
移行が必要な代表的なアプリが、LINEなどのメッセージアプリやおサイフケータイです。それぞれのデータ移行方法を見ていきましょう。
LINEアプリのデータ移行方法
LINEは機種変更時のデータ移行でトラブルが起きやすいアプリのひとつです。
アカウント自体の移行は難しくありませんが、トークなどの内容を保存して移行したい場合は少し複雑な手順が必要になります。
また、LINEアカウントは電話番号に紐付けられているため、機種変更後に新しいスマホの電話番号でLINEの新規登録をしてしまうと、前のスマホで使用していたLINEアプリから、友だちやグループのほか、トーク内容やスタンプが削除されてしまいます。
LINEアカウントのデータを引き継ぐには、LINEを使っているスマホで事前準備が必要です。
注意点として、AndroidOS(アンドロイドオーエス)とiOS(アイオーエス)の間では、条件によってはトークデータの引き継ぎができない可能性があります。
また、電話番号が新しくなる場合は、事前にアカウントのパスワード設定などが必要になります。
詳細はLINE公式ページでご参照ください。
おサイフケータイや各種ポイントサービスアプリのデータ移行
おサイフケータイや各種ポイントサービスアプリも、再ダウンロードと引き継ぎが必要です。
前のスマホで使用していたアプリの残高やポイントは、引き継ぎしなければ使えなくなってしまうこともあるので注意しましょう。
アプリによって引き継ぎ方法は異なりますが、ここでは一例として、楽天Edyのおサイフケータイの引き継ぎ手順を紹介します。
引き継ぎ作業は機種変更前の古いスマホ、機種変更後の新しいスマホのそれぞれで手続きを行います。(以下の「楽天Edyのおサイフケータイの引継手順」は、2022年11月18日時点の情報です)
古いスマホで行う手続き【楽天Edy おサイフケータイの引き継ぎ】
- 楽天IDでログイン
- アプリトップの「メニュー」をタップ
- 「機種変更の手続き」をタップ
- 「預ける」をタップ
- 「おサイフケータイに機種変更」をタップ
- 楽天IDのパスワードを入力
- 機種変更の手続き完了
新しいスマホで行う初期設定【楽天Edy おサイフケータイの引き継ぎ】
- アプリをダウンロードし、利用規約に同意し、「次へ」をタップ
- 初期設定の完了
FacebookやX、InstagramやTikTokはデータ移行の必要はない
FacebookやX、InstagramやTikTokなどのSNSはアカウント情報やログなどのデータはすべてサービスを提供している会社にあるため、アカウントにログインできれば余程大きなプラットフォーム側の仕様変更がない限り、機種変更後もご利用になれます。
機種変更前の古いスマホから、新しいスマホへのデータ移行は必要ありません。アプリをインストールし、アカウントにログインしてください。
アプリで購入したコンテンツは再ダウンロードする
アプリで購入した音楽や電子書籍はスマホにダウンロードされています。そのため、機種変更をしたときは再ダウンロードする必要があります。基本的に一度購入したものに関しては、再度購入する必要はなく、ダウンロードすれば使用できます。
なお、アプリ自体はIDやパスワードでログインするものが多いので忘れないように注意しましょう。また、新しいスマホにデータを移行するために必要となる引き継ぎコードの発行をしなければいけないゲームアプリもあります。
機種変更では事前にデータ移行が必要なアプリを確認しておこう
データ移行の方法は、事前にいくつかの手続きが必要ですが、ここまで説明したとおり難しいものではありません。
機種変更の際には、メッセージアプリやおサイフケータイなど、データ移行が必要なアプリがあるので事前に確認しておきましょう。スマホ内の電話帳、写真・動画のデータはGoogleドライブやiCloudへのバックアップを利用して引き継ぐことができます。また、スマホによってはメーカーが提供しているデータ移行ツールがあります。データ移行でしっかりと大切なデータを引き継ぎ、新しい機種に乗り換えましょう。
楽天モバイルではおトクなキャンペーンを実施中です。スマホの買い替えや携帯電話会社の乗り換えを検討している方は楽天モバイルを利用してみてはいかがででしょうか。
この機会にスマホの買い替えを検討している方には、楽天モバイルの5G対応のAndroid端末がおすすめです。また、今お使いのスマホを下取りしてくれるサービスもはじまっています。
楽天モバイルの料金プランなら、データ通信を使った分に合わせて料金が自動的に変わるので、たくさん使う人もあまり使わない人にとっても最適な料金プランです。快適な通信でネットも通話も楽しみたい方は、ぜひ楽天モバイルをご検討ください。
- 家族割適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
- 家族割適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
- 家族割適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
- Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
- iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3
※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり。
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。