スマホの寿命はどれくらい?経年劣化の兆候を解説

スマホの寿命はどれくらい?経年劣化の兆候を解説
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2020.12.24

スマホの寿命をご存知でしょうか? 2年ほどで買い替えるという方もいれば、4~5年同じスマホを使っているという方もいるでしょう。

スマホには「本体の寿命」と「バッテリーの寿命」の2つがあります。

本記事では、スマホの本体の寿命はどのくらいなのか、バッテリーの経年劣化と寿命の見分け方について詳しく解説していきます。

目次

スマホの寿命はどれくらい?

故障・破損がなかったときのスマホの寿命は3~5年程度ですが、バッテリーの寿命は2年程度といわれています。

スマホに使用されているリチウムイオンバッテリーは、約500回の充電でバッテリー容量が25%程度、約700回で40%程度減少します。そのため、毎日充電しているとおよそ2年前後でバッテリーが劣化し、充電の間隔が極端に短くなります。

例えば、AndroidOS(アンドロイド オーエス)の場合、スマホの発売からおよそ2年前後でOSのアップデートがメーカーから提供されなくなります。

また、OSに限らずスマホはスペックが向上するスピードが早く、それに合わせてアプリが要求するスペックも高くなっていきます。そのため、発売から2~3年が経過すると最新のアプリの動作を重く感じるなど、機能の不調を感じる人も少なくありません。

スマホよりバッテリー(電池)の寿命のほうが早い?

スマホのバッテリーの寿命は、一般的に2年程度といわれています。バッテリーは、充電と放電を繰り返しているので日々少しずつ劣化していきます。上記でも説明したとおり、約700回の充電でバッテリーは新品の60%程度まで容量が低下してしまいます(バッテリーの寿命を延ばすポイントについては本記事で後述)。

バッテリーの状態を確認する方法

いま使用しているスマホのバッテリーの状態はどうなっているのでしょうか。
Android とiPhoneでは、バッテリーの状態確認をする方法は異なります。

Androidの場合
Androidについては、設定からバッテリーの状態を確認できる機種とできない機種があります。設定から確認できる機種については、「設定」⇒「システム」⇒「端末情報」⇒「バッテリー状態」と進むと確認ができます(機種により細かい手順は異なります)。

※Androidの場合は、基本的に購入した携帯電話会社経由での修理依頼、もしくはメーカーへの修理依頼となります(各携帯電話会社の保証プランの対象かどうかを確認のうえ、ご検討ください)。

iPhoneの場合
一方、iPhoneについては、iOS 11.3 以降であれば、設定からバッテリー状態の確認が可能です。「設定」⇒「バッテリー」⇒「バッテリーの状態」と進むと、バッテリーの状態が確認できます。

※バッテリーが著しく劣化している場合は、「お使いのバッテリーは著しく劣化しています。…」のメッセージが表示されます。引き続き使用しても安全上問題はありませんが、バッテリーとパフォーマンスの問題がより顕著に感じられる可能性があります。
※iPhoneをお持ちの方の場合は、Apple製品限定保証またはAppleCare+(アップルケアープラスという、Apple独自の有料保証プラン)の保証対象の場合、無料でのバッテリー交換が可能です。
詳しくはApple公式サイトから。

スマホの寿命が近づいている兆候とは?

スマホの寿命が近づくと、さまざまな兆候が出てきます。
「バッテリー持ちが悪くなってきた」「アプリの動作が遅い」など、スマホの寿命が近づいていることを示す兆候が現れたらスマホの買い替えを検討したいところ。

どんな兆候が見られたらスマホの買い替えを考えたほうが良いのか、その症状を見ていきましょう。

頻繁に充電をするようになった

充電の間隔が極端に短くなり、頻繁に充電が必要となるのは、スマホのバッテリー寿命が近づいている兆候です。経年劣化によってバッテリー容量が減少しているので、見た目は満充電になっていても実際は新品時よりもバッテリー容量が大きく減っているため、すぐにバッテリーが切れてしまいます。

スマホ自体の不調はなく、バッテリーの減りだけが気になる場合はスマホを買い替えるのではなくバッテリーだけ交換する方法があります。

しかし、バッテリー以外の部分も経年劣化している可能性もあります。バッテリーの減りが早くなったと感じた場合、バッテリー交換と合わせて、スマホの買い替えも視野に入れて検討しましょう。

アプリの動作が遅かったりアプリが強制的に終了してしまう

アプリやゲームの起動に時間がかかるなど、スマホの動作が遅く感じはじめることも、寿命が近づいている兆候です。

アプリやゲームは日々アップデートを繰り返しており、推奨スペックは高くなっていきます。
アプリやゲームの動作が遅い場合は、要求されているスペックをスマホが満たしていない可能性があります。スマホの動作が遅いと感じたら、対応できるスペックの限界が近づいているため、買い替えを検討する時期といえます。

また、スマホの本体が経年劣化で故障の兆候があるときにも、同じような症状が出ることがあります。アプリが強制的に終了してしまったり、保存しているデータの読み込みに時間がかかったりするなど、動作が不安定なときは早めにバックアップを取りましょう。

スマホを落としたり、水没させてしまったりした場合

破損や水没でスマホが使えなくなったときも、買い替えを検討したいタイミングです。

携帯電話会社でスマホの購入時に保険や補償サービスに加入していれば、適用期間中は無料または割引価格で同一機種と交換できますが、保証がない場合には修理費用が高額になるケースも少なくありません。

スマホのバッテリーを長持ちさせる方法

上記のようなスマホの寿命とされる兆候が特になく、バッテリーの持ちも問題を感じない場合は、以下の方法でなるべくバッテリーの寿命を延ばすようにしましょう。

本体が高温にならないようにしよう

スマホ本体が高温になりやすい環境として、夏場の車内での放置や、充電しながら高負荷の作業をしていることが挙げられます。

特にスマホにとって高負荷な作業としては、3Dのスマホゲームなどが代表的ですが、同時に充電を行うとさらに本体が高温になってしまいます。30℃前後から劣化するというバッテリーもありますので、基本的には充電中にスマホが熱くなるような高負荷な作業は控えましょう。

寿命を迎える前に!スマホを買い替えるときの注意点

バッテリー交換をする前にスマホに不具合が出ていて、修理代よりも新品のスマホを買った方が安いという場合は、買い替えを検討しましょう。

買い替えをしたあとで「こんなはずじゃなかった…」とならないために、ひとつずつ注意点を見ていきましょう。

スマホに保存されたデータは常にバックアップしよう

故障や不具合があるなど、スマホの寿命の兆候が見られたら、完全に動かなくなる前にバックアップを取る設定にしておきましょう。Android、iPhoneの自動バックアップの設定方法は以下のとおりです。

Androidの場合
「設定」⇒「システム」⇒「バックアップ」と進み、「Googleドライブへのバックアップ」をオンにすると自動でバックアップする設定となります。

iPhoneの場合
「設定」⇒「ユーザ名」⇒「iCloud」と進み、「iCloud バックアップ」をオンにすると自動でバックアップする設定となります。

補償サービスに加入しているか確認する

お手持ちのスマホに故障や不具合が発生した場合には、買い替えの前に契約中の携帯電話会社で補償サービスに加入していたか確認をしておきましょう。

スマホの補償サービスに加入している場合は、修理の割引や新品同等品への交換サービス(有料)が受けられます。

楽天モバイルではオプションとして、当日午前12時までの受付で、最短で当日に同機種のスマホをお届けする交換サービスが一律6,000円(税込6,600円)で受けられる「スマホ交換保証プラス(端末購入時のみ加入可能)」を提供しています。なお、2020年12月2日現在の当日中での対応可能な対象地域は東京、神奈川、千葉、埼玉です。万が一の故障・紛失の際もスピーディに新品同等品と交換が可能です。補償サービスのある携帯電話会社をお探しの方は、ぜひ楽天モバイルをご検討ください。

→ 楽天モバイル「スマホ交換保証プラス」の詳細はこちら

携帯電話会社も変えて、新しいスマホを購入する場合の注意点

携帯電話会社も変更する場合の注意点は、大きく3つです。1と2についてはそれぞれ別ページで解説がありますが、携帯乗り換えに関するページで上記以外の注意点も詳しく解説していきます。

  1. SIMロック解除をしておく(詳細はこちらの記事で解説)
  2. MNP(電話番号そのままの乗り換え)手続きをする(詳細はこちらの記事で解説)
  3. 契約解除料の確認(詳細はこちらの記事で解説)

スマホのバッテリー寿命が買い替えの目安

スマホの本体寿命は3~5年程度ですが、スマホに関する技術は日進月歩です。本体の寿命としてはまだ使えるものの、最新のスマホに合わせて開発されるアプリは、古いスマホでは動作が重くなってしまうことも少なくありません。

バッテリー交換という選択もありますが、バッテリー寿命はやはり一つの買い替え時期の目安といえるでしょう。
また、「アプリの動作が遅い」など、バッテリー寿命に限らずスマホの寿命を示す兆候が見られたら買い替えのタイミングかもしれません。

楽天モバイルでは、月々のお支払いが税込1,000円以下のお手軽な機種から、超広角レンズを含む4眼カメラ搭載の機種、「ダイナミック有機EL」を使用し最高レベルの色彩表現をする機種まで、さまざまなスマホを取り揃えています。スマホの買い替えと合わせて、携帯電話会社の乗り換えを考えている方はぜひ楽天モバイルをご検討ください。

  • 家族割適用で、0GB〜3GBまで880円/月(税込968円)
  • 家族割適用で、3GB超過後〜20GBまで1,880円/月(税込2,068円)
  • 家族割適用で、20GB超過後〜どれだけ使ってもデータ高速無制限2,880円/月(税込3,168円) ※1
  • Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題※2
  • iPhone(iOS 14.4以降対象)をご利用の場合は条件をご確認ください。※3

※ 製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※1 公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり
※2 アプリ未使用時30秒20円(税込22円)。一部対象外番号あり。データタイプのお申し込みでは、データ通信のみの利用となり通話・Rakuten Linkアプリはご利用いただけません。
※3 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第1世代)をiOS 14.4/14.4.1/14.4.2のバージョンでご利用になる場合、110/118/119への緊急通話で高精度な位置情報測位の正確性が低下します。iOS 14.5にアップデートすることで高精度な位置情報測位に対応いたします。楽天モバイルのご利用にあたり、iOS 14.4以降ならびにキャリア設定の最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※ 掲載内容はプラン名・サービス内容の変更によって、一部内容を修正する可能性がございます。

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