テザリングとは?メリット・デメリットや設定方法をわかりやすく解説

テザリングとは?メリット・デメリットや設定方法をわかりやすく解説
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2020.12.24

テザリングという機能をご存知でしょうか。「スマホを契約するときにオプションにあったような気がする」「名前は聞いたことがあるけど使ったことはない」という方も多いのではないでしょうか。

テザリング機能は、外出先でノートパソコンやゲーム機をスマホ経由でインターネット接続ができる大変便利な機能です。

今回は、テザリングのメリットやデメリット、テザリングの設定方法を詳しく解説していきます。

目次

テザリングとは?

テザリングとは、モバイルデータ通信ができるスマホを通して、直接インターネットに接続できないパソコン、タブレット端末などをインターネットに接続することです(スマホによっては、テザリング機能が備わっている端末と、備わっていない端末があります)。

テザリングは、現在販売されている5G/4G/4GLTEに対応しているAndroidのスマホの多くや、iPhone5以降のiOSのスマホなどが対応しています。

さらに、テザリング対応しているスマホのほかに、携帯電話会社との契約時にテザリングサービスを申し込むことで利用できる場合があります。携帯電話会社によっては月額で費用がかかるオプションプランとして提供されていますが、楽天モバイルや NTTドコモのようにテザリングサービスの申し込みが不要、月額無料で使用できる場合もあります。

テザリングの種類

テザリングにはWi-Fiテザリング、Bluetoothテザリング、USBテザリングの3種類があります。
以下では、各テザリング方法のメリット・デメリットをまとめました。

テザリング方法

メリット

デメリット

Wi-Fiテザリング

・複数台同時に接続できる
・通信速度が速い
・接続できる距離が広い

・バッテリーの消費量が大きい
・月間データ通信量を圧迫しがち
・セキュリティに注意が必要

Bluetoothテザリング

・ペアリング(※1)して使用するのでセキュリティが高い

・通信速度が遅い
・接続できる範囲が狭い

USBテザリング

・通信速度が速い
・USB PD対応(※2)のケーブル、スマホならノートパソコンから充電しながら使える
・セキュリティが高い

・USBケーブルが必要
・有線範囲内でしか使えない

※1 ペアリング:ワイヤレス通信規格のひとつであるBluetoothを使って、電子機器同士をペア(接続)すること(Bluetooth接続ともいう)
※2 USB PD対応:USB Power Deliveryの略称。2020年12月現在最先端の充電規格で、最大100Wの給電能力を持つ

Wi-Fiテザリング

Wi-Fiテザリングはスマホの通信回線を無線LAN(Wi-Fi)で飛ばし、その無線LANをノートパソコンやゲーム機器がキャッチしてインターネットに接続する方法です。
Wi-Fi対応の機器であれば複数のパソコンやタブレット、ゲーム機、カメラ、プリンターなどに接続ができるだけでなく、通信速度が速い点が特徴です。

一方、デメリット(注意点)が3つあります。

Wi-Fiは障害物がなく無風状態などの条件が良い開けた場所では50~100mも届くといわれるほど電波の範囲が広いため、不正アクセス接続を防ぐためのセキュリティ対策が大切です。パスワードの設定を忘れると悪意のある第三者から不正侵入を受けるおそれがありますのでパスワードの設定は必ずしましょう。

また、Wi-Fiテザリングのバッテリー消費はほかのテザリング方法と比較すると早く、テザリングを頻繁に使用する場合はモバイルバッテリーなどの予備電源を用意する必要があります。

さらに、複数台のインターネット接続ができるため、通信量の消費も増加しがちです。契約している料金プランによってはすぐに通信容量を使い切ってしまうこともあるので注意しましょう。

Bluetoothテザリング

BluetoothはWi-Fiと同様に無線でインターネット接続する方法です。Wi-Fiテザリングと異なる点として、Bluetoothテザリングは1対1の通信を目的として開発された無線接続方法です。接続時にペアリングを必要とするためWi-Fiよりもセキュリティが高い接続といわれています。

簡単なネットサーフィンやEメールチェック、SNSの利用であれば、Wi-Fiテザリングよりも手軽に安全に使用できます。

デメリットはBluetoothの有効範囲は約10mと狭く、通信速度も遅いため、通信容量が多いデータのやり取りには不向きな点です。

USBテザリング

USBテザリングは、スマホとインターネットにつなぎたい機器をUSBケーブル(有線)で接続する方法です。有線のため通信速度が速く安定していることや、セキュリティの高さが特徴です。

デメリットは有線での接続になるため多少不便である点と、USBケーブルが必須である点です。接続方法は、USBテザリングはケーブルを接続してから、以下の流れで設定します。

  • Androidの場合

「設定」⇒「ネットワークとインターネット」⇒「テザリングとポータブルアクセス」⇒「USBテザリング」のスイッチを「オン」。

  • iPhoneの場合

「設定」⇒「インターネット共有」⇒「ほかの人の接続を許可」のスイッチを「オン」。

テザリングを利用するメリットとデメリット

テザリングは便利な機能なので、さまざまなメリットがあります。
一方、テザリングならではの問題やデメリットもあります。テザリングの特徴をよく理解したうえで使用するために、具体的にメリットとデメリットを見ていきましょう。

テザリングを利用するメリット

スマホがあればモバイルWi-Fiなどを持ち歩かなくても、ノートパソコンやタブレットなどの機器をインターネット回線に接続できる点は、プライベートでもビジネスでも大きなメリットといえます。

すでに契約しているスマホを利用するため、新たにモバイルWi-Fiなどの契約をする必要はありません。

有料オプションとしている携帯電話会社でも月額500円程度なので、モバイルWi-Fiを新規に契約するより圧倒的に安くインターネット環境を利用できます。

テザリングを利用するデメリット

テザリングのデメリットは、スマホだけではない複数の機器を接続するためデータ通信量が増加する点です。通信容量が少ない料金プランでは、すぐに通信速度制限がかかる可能性があります。

特にパソコンを接続して動画視聴などのデータ通信量を多く消費することに利用すると、通信容量が少ない料金プランの場合あっという間に速度制限がかかってしまいます。速度制限が心配な方は、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」のような楽天回線エリアで通信量無制限プラン(※)の利用がおすすめです。
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テザリングを利用するための設定方法

テザリングの利用方法はAndroid とiPhoneで異なります。ここではWi-Fiテザリングの設定方法について、Android とiPhoneそれぞれで説明していきます。

Androidの場合

Androidは「設定」からテザリングを利用できます。Androidの場合、スマホによってメニューの名前や配置が異なります。見つからない場合は検索ウィンドウなどから「テザリング」と入力すると簡単に見つけられます。

(1)設定をタップ

Androidの「設定」を開くには、下記のアイコンをタップするかアプリの一覧から「設定」を探してタップします。

(2)「ネットワークとインターネット」を選択

「ネットワークとインターネット」または「モバイルネットワーク」をタップします。メニュー名はAndroidの機種やバージョンによって多少異なるので注意してください。

続いて「テザリング」のメニューをタップします。
このテザリングのメニューもスマホによって名称が多少異なります。

(3)アクセスポイントとテザリングを選択し、ONに切り替える

テザリングをオンにしてアクセスポイントの設定を行います。この画面では「個人AP」となっていますが「アクセスポイントとテザリング」や「アクセスポイント」などスマホによって名称が異なります。

アクセスポイントの設定画面を表示し、まずは「テザリング」をオンにするためスイッチを右にスライドします。

続いてアクセスポイントの名前やパスワードを設定するため、「アクセスポイントを設定」をタップします。ホットスポット名やパスワードは個人情報に注意し、推測しにくいものを設定しましょう。

(4)インターネット接続したい機器で、Wi-Fiとして使うAndroidのスマホを選択

インターネットに接続したい機器でWi-Fi設定の画面を開き、(3)の「アクセスポイント設定」で設定したホットスポット名を探して選択します。

(5)Androidのスマホに表示されるWi-Fiパスワードを入力

機器の設定画面で、Androidのスマホのアクセスポイントで設定したパスワードを入力します。

iPhoneの場合

iPhoneの場合も「設定」からテザリングを利用できます。

(1)設定をタップ

設定画面は、ホーム画面の「設定」アイコンをタップして開きます。

設定画面が表示されたら、「モバイル通信」をタップします。「モバイル通信」は「設定」画面のファーストビューに項目があります。

(2)インターネット共有を選択

「モバイル通信」画面で「“インターネット共有”を設定」をタップし、設定画面を表示します。

(3)インターネット共有をONにする

「インターネット共有」画面で「ほかの人の接続を許可」のスイッチをオンにします。

(4)インターネット接続したい機器でWi-FiとしてiPhoneを選択

インターネットに接続したい機器のWi-Fi設定画面を開き、iPhoneを選択します。

(5)iPhoneに表示されるWi-Fiパスワードを入力

接続したい機器に、iPhoneに表示されている「“Wi-Fi”のパスワード」を入力します。

テザリングはスマホ1台でパソコンなどがインターネット接続できる便利なサービス

スマホのテザリング機能を利用すれば、Wi-Fi環境が提供されていない外出先でもパソコンやタブレット端末、ゲーム機などをインターネットに接続できます。

テザリングは暗号化設定やパスワードがない無料Wi-Fiと異なり、セキュリティがしっかりしているので、管理さえ注意していれば安心して仕事やネットショッピングでも使うことができます。

楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」なら使う人も使わない人も、ワンプランで料金を気にすることなくスマホを利用できます。

  • データ1GBまで0円/月~(1回線目のみ) ※1
    1GB超過後~3GBまで980円/月(税込1,078円)
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※1 製品代、オプション料、通話料等は別費用。 2回線目以降は0GB~3GBまで980円(税込1,078円)。
※2 データ使い放題は、楽天基地局に接続時。公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。パートナー回線エリアは、国内は5GB超過後は最大1Mbps、海外は2GB超過後は最大128kbpsで使い放題。
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